アーモンドの木
ダベイ種
★美しい花が魅力なんです!★
突然ですが、アーモンドの花を
見たことがありますか?
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咲き始めは白。時とともに花色が変化していき・・・。
開花が進むとピンクに染まります。桃に似た花に変わります。
こちらがアーモンドの原形 (種)です。
そして、種を割って、中身を煎ることで、私がよく知っているアーモンドになるのです。
桜に似た花がとても美しい庭植え向け果樹。
収穫は9月下旬。果肉が成熟して果皮がはじけたら収穫します。作りやすくきわめて豊産性です。
苗木は接木苗なので高温多湿でも栽培しやすく1本で実がなります。また、すべての苗ではありませんが、1年目でも花を咲かせてくる苗もあります。ちなみに、アーモンドを種から育てる(実生苗)では開花が遅く、性質も弱く、1株では結実しないことがあります。
アーモンドは花と実が美しく、庭木向け。果肉は薄く、熟せば開裂するので、中の種を炒って食用にします。
桃の仲間なので、桃の栽培方法と同じです。
アーモンドの木の特徴
学名
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Prunus dulcis バラ科 モモ属
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開花時期
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3月下旬~4月上旬
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花色・大きさ・花形
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ピンク・中輪咲き(5cm位)・一重
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収穫時期
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9月下旬頃
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果実の大きさ
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★☆☆☆☆小粒 30gくらい 豊産性あり
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果実の用途
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薄皮ごと食べる
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結果年数
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1~3年
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自家結実性
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1本でなる(ハナモモや大久保など花粉の多い桃が近くにあると収穫が多くなります。 アーモンドは他の品種の受粉樹にもおすすめです。)
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推奨受粉樹・結実率順で記載
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ハナモモ、大久保
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最終樹高
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地植え:3m ~ 4m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
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最終葉張り
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3m ~ 3m 半開帳性
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栽培用途
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果樹畑、花壇、鉢植え、庭木(シンボルツリー)、4月の記念樹
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植栽適地
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北海道南部~沖縄
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、土壌酸度:弱酸性 豊産性あり、耐寒性とても強い(-10度)、耐暑性とても強い、耐乾性とても強い
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耐病害虫性
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耐病性:やや弱い 害虫:やや弱い
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芽吹き時期
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3月頃
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植え方・用土
秋~梅雨ごろまでが植え付け適期です。開花期が早いので暖地では秋植えをおすすめします。
葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
ももの根は水はけが良く空気が多い砂礫質の深い土壌を好み、過湿に弱いです。通気性の良い肥沃な土を好みます。
日当たりの良い場所に浅く植えます。土質はph5~6の弱酸性土を好みます。
ピートモスや
たい肥を混ぜた土が良いです。
垂直に植えるよりも斜め70度くらいで植えると、Y字仕立てに作りやすく樹高も低く仕立てやすいです。
春の植え付け方法
2月ごろが植え付け適期です。まだ寒い時期であれば根を少し広げ気味にして植え、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。
夏の植え付け方法
根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。
秋の植え付け方法
暖地では植え付け適期です。秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える苗に育ちます。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。
冬の植え付け方法
冬も植え付けにいい時期です。土が凍らない地域では冬でも大丈夫。多少の雪や霜は問題ありません。寒さが心配な場合はマルチングをしておきましょう。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。夏の水分不足による葉やけを起こさせないように、夏は乾燥したらたっぷり水を与えてください。
葉が枯れない程度に乾燥気味に管理すると甘みが強くなります。
肥料のやり方
土壌が肥えておればあまり肥料は必要ありません。肥料が多いと果実がつかなくなったりアブラムシがつきやすくなります。
おすすめは
ももの肥料などのバラ科専用に配合してある肥料です。12月~2月ごろまでに寒肥として桃の肥料を与えます。鉢植えでは6月に
化成肥料を与えてください。
花芽の付き方
花芽は夏につけ翌春に開花し結実します。
花芽だけの枝には花が咲いても果実がならないので、花芽がある枝の剪定の際は必ず2~3芽葉芽を残して剪定します。
剪定方法
1年目の冬は主枝を早く太らせるために主枝の先端を強めに切り戻し、側枝は生え際で間引きます。
桃は頂芽優勢が弱く上の主枝が負け枝になりやすいので、第1主枝を伸ばし、第2主枝は翌年から伸ばしたほうが良いです。
2年目は主枝と第2主枝を伸ばしたら1年目同様にどちらの先端も強めに切り戻して勢いをつけます。第1主枝からやや太めに伸びる枝を亜主枝とし、1年枝以上の枝は間引き、横ややや下向きに出る枝を残して先端を普通に切り戻します。
3年目から開花しなりはじめます。直立する枝は夏に間引いて日あたりを良くします。
3年目以降は亜主枝を強めに切り戻して他の枝よりも強くまっすぐ伸ばし、込み合う枝は間引きます。
3年以上古い枝からは新芽が出にくくなるので、切り戻し剪定の時は必ず1~2年の若い枝を残すようにしてください。
日あたりが悪い樹幹内部は枯れこみ芽吹かなくなるので、毎年こまめに古い枝を間引いて風通しと日あたりを改善して新しい枝に更新していくとよいです。
その他栽培や性質の注意点
過湿に弱いので冬の水やり根腐れに注意です。
病害虫の予防法
4月頃からアブラムシや黒星病、縮葉病に注意です。縮葉病は芽吹く前に消毒、他の病害虫は予防消毒と発生次第消毒します。
育て方のまとめ
古い枝がハゲやすい。