フィンガーライム|ジャリレッド(果皮:黒 果肉:ピンク実)
~ 高級食材「森のキャビア」をご自宅で ~
フィンガーライムは他の柑橘類の果実とは全然違い、独特のルックスをしています。原産地オーストラリアでは、野生種も含めると200以上もの品種があると言われています。カラフルな果肉の品種もたくさんありますが、この品種は、皮が緑色で、果肉は無色です。
ライムの様な味ですが、ライムよりも酸味がマイルドで、収穫した実をそのまま召し上げっていただくことも出来ますよ。 柑橘系の良い香りがするので、ドレッシングとの相性も抜群です。
オーストラリアから始まり、今や欧米で大人気。需要に対して栽培が追いついていない高級食材です。
入手困難な食べものは、もう自分で育てるしかありませんよね。
乾燥に強いのが特徴です。ただ、柑橘類ですので、寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします。育て方は他の柑橘類とまったく同じです。最終的な樹高は、地植えにした場合で2.5mくらいで止まります。苗木にはトゲがございますのでご注意ください。
フィンガーライムの特徴
学名 |
Microcitrus australasica ミクロシトラス属の常緑低木 |
別名 |
キャビアライム、ブッシュキャビア、シトラスキャビア など |
最終樹高 |
1.5~2.5m前後くらい |
自家結実性 |
1本で実が成る |
栽培の注意点 |
トゲがあります |
開花時期 |
5~7月頃 |
収穫時期 |
7~10月頃 |
日照条件 |
日なたで管理 |
植栽適地 |
関東~中国・四国・九州
※耐寒性は少しありますが、寒冷地では露地栽培より鉢植え栽培をおすすめします。 |
育てやすさ |
耐寒性中、樹勢強、耐暑性中 |
栽培用途 |
地植え、鉢植え、ベランダ栽培など |
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こちら レモン・ライム の育て方
植え付け・用土
早い時期からなり始めるので家庭果樹の入門として、おすすめ、人気果樹です。
耐寒温度はマイナス5度くらいで、かんきつ類の中で最も寒さに弱いです。関東地方以南の温暖な地域では露地栽培が可能です。
秋から6月頃まで販売しております苗木は、冬の低温時期は休眠期になり、ほとんど生長がありません。
1~3月頃にお求めの苗木は、植え付け後も冬の寒さで徐々に落葉したりしてます。
春になってから新芽を出すために、接木時点からついていたような古い葉を樹が自ら落として、株の負担を減らそうとしている生理現象です。
葉がすべて落ちて丸坊主になったとしても、株に力があれば、芽が吹き育ちますので、心配をかけますが、見守ってやってください。その時期は水は控えめに管理し、土が乾いてからたっぷり与えます。
3~4月ごろが植え付け適期です。6月中旬でも大丈夫です。
暖地では秋~冬でも植えられますがマルチングなどの寒さよけをお願いします。
葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
水はけの良い、肥沃な土を好みます。よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。
地植えの場合は、、『花ひろば堆肥極み』を1袋、鉢植えでは、みかんの土(肥料入り)を使って植えると簡単手軽&最高です!
【マルチングをしましょう】
品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒がる場所に植えるときは株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。
植え付方法
鉢植えの植え付け方法については、
こちらのページをご参考にしてください。樹種は違いますが植え方は同じです。
剪定
剪定時期は3月であるが、発芽が始まってからの4月に実施してもよい。
柑橘は剪定量を軽くすることが原則です。剪定量が多くなると旧葉が少なくなり、貯蔵養分が失われるとともに、春先の光合成生産が減少します。
あまり細かい剪定を行う必要もないです。
肥料、病害虫
花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。
3月上旬と7月上旬に追肥として有機肥料を与えます。
おすすめは みかんの好きな肥料です。
肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。
3~4月頃の新芽時はアブラムシが出やすいです。
ハダニやカイガラムシ(ロウムシ)がつくことがありますが、定期的に葉水をすると予防できます。
アゲハチョウなどの幼虫がつくと、あっという間に葉を食害してしまうので、こまめに観察して、発見しだい駆除してください。