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カラタチ 苗 苗木
どこにも無い!みかんなどの台木に使われる植物!非常に珍しい品種!

カラタチ 1年生 ポット苗

商品番号 kaju_kankitsu-zatsu058
価格 ¥ 1,399 税込
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完売。次回入荷時期は未定です。
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東京都

カラタチ

柑橘|カラタチ(枳殻・枸橘)

カラタチ
カラタチの花

カラタチ
カラタチの枝葉

トゲが多いので防犯用の生垣に。かんきつ類の台木に。

カラタチは、かつては強い刺があることから防犯用の生垣として人気のある樹木でした。名古屋城のお堀にも植えられています。
春に甘い香りの白い花が咲きます。果実は小さく、苦味が強いので生で食べるには向いていません。
最近では柑橘類の台木として使われることが多くなり、日本で生産される柑橘類の95%がカラタチを台木として育てたものだと言われています。
やせ地でも丈夫で育てやすく、柑橘類の中では最も耐寒性があります。カラタチの台木に接木したかんきつ類は病気に強くなり、早期結実性がつきます。

育て方は他の柑橘類に準じます。

カラタチ の特徴


学名 Poncirus trifoliata ミカン科 カラタチ属
別名 枳殻、唐橘(からたち)、キコク
開花時期 4月~6月頃
花色・大きさ・花形 白・小輪咲き(4cm位)・一重咲き
香りの強さ ★★★☆☆ 中香 甘い香り
収穫時期 9月~12月頃
果実の大きさ ☆☆☆☆小果 5cm
果実の用途 生食には向いていない、果実酒など
自家結実性 1本でなる。
最終樹高 地植え:2m ~ 6m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑中高木)
栽培用途 防犯に向く生垣、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、切花など
成長の早さ 樹勢が強い
植栽適地 東北~九州
育てやすさ ★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、
耐寒性普通、耐暑性強い
耐病害虫性 耐病性:強い 害虫:普通
トゲの大きさ 5cm
苗木部の配送料金について
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お届けする商品について


商品について 商品は1年生実生ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約70cmです。根鉢の大きさは直径約13cmです。実生とは種から生まれた苗です。実生苗は雑種のため詳細な品種名はありません。1年生苗とは苗木ができて1年目の苗です。

夏の高温期と冬の休眠期は葉が落葉しております。


カラタチの育て方



植え方・用土


3~4月ごろが植え付け適期です。暖地で2年生以上の苗は冬の植え付けも可能です。
鉢植えは年中植え替えできます。
冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所が栽培適地です。日当たりが良いと果実がおいしくなります。 鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけれる場所で管理してください。
品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒がる場所に植えるときは株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。
水はけの良い、肥沃な土を好みます。よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。地植えの場合は堆肥「極み」を1袋、鉢植えでは、みかんの土(肥料入り)を使って植えると簡単手軽&最高です!


春の植え付け方法


3~4月ごろが植え付け適期、寒さが去ったら早めに植えます。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。


夏の植え付け方法


根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。


秋の植え付け方法


暖地では植え付け適期です。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。


冬の植え付け方法


冬の最低気温が-5度以下になる地域や1年生果樹は春植えをおすすめします。植え方は秋の植え方と同じです。


水やり


地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。


肥料のやり方


肥料は花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。おすすめの有機肥料は みかんの肥料です。3月上旬と7月上旬に追肥として速効性の化成肥料(元気玉)を与えます。12月頃に寒肥として有機肥料のみかんの肥料を与えます。
肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。


花芽の付き方


柑橘類は前年に伸びた新しい枝の先端部の葉脇に花芽を含んだ混合芽が1~2月にできます。
前年に実をつけた新梢には花芽ができず発育枝だけが伸びますが、翌年の果実をつける結果母枝になります。結果母枝から芽吹いて枝が伸びて結果する有葉果は果実が大きく太ります。結果母枝から新しい枝が伸びずに花が直接結果枝に咲く直花果は養分不足になるので、小さい果実になり、収穫までに生理落果しやすいです。
みかんの結果習性


剪定方法


枝を広げるように意識して樹形を作ると日あたりもよくおいしい果実が増えます。
1年生のは将来の成長と樹形作りのために主幹を地際から30~40cmの高さで切り戻して植えます。
みかんの仕立て方

寒い時期の剪定は控えます。


その他豆知識


秋から6月頃まで販売しております苗木は、冬の低温時期は休眠期になり、ほとんど生長がありません。1~3月頃の苗木は冬の寒さで葉が黄色くなったり、徐々に落葉します。
春になってから新芽を出すために、古くなった葉を樹が自ら落としす生理現象です。
葉がすべて落ちても株に力があれば、芽吹き育ちます。葉が少ないときは水は控えめに管理し、土が乾いてからたっぷり与えます。

柑橘類の育て方Q&A


病害虫の予防法


3~4月頃の新芽時はアブラムシがつくことがあります。通年、ハダニやカイガラムシ(ロウムシ)、ハモグリバエの幼虫、アゲハチョウがつくことがあります。
枝葉が込み合い風通しが悪いと病害虫がつきやすくなるので、茂りすぎないよう間引くことと、こまめに観察して発見しだい駆除してください。


育て方のまとめ


おいしい果実を増やすコツは、春から秋にハダニやアゲハチョウ、ハモグリバエなどに葉を食害されないようにして葉を多くすること。
日あたりによく当てて養分を蓄積させること。
柑橘類は成り年と不成り年を交互に繰り返すいわゆる隔年結果しやすいです。なり年は強めに切り戻し結果母枝の発生を促し、不成り年は剪定しないか間引く程度にして花芽を確保しておくと良いです。