ぶどう苗 マスカットビオレ
その美しさはまるで、「ルビー」のよう。爆発的甘さで非常に珍しい品種。
栽培農家が少ない希少品種。最強のマスカット香。病気に強く育てやすい品種。
『甲斐路』と『ローデハネポート』の交配種。
とうとうマスカットビオレが販売できるようになりましたか! (笑) 実はこのぶどう。すごく珍しいんですよ。なんと日本には生産者が10人しかいないとかっていうウワサもあるほどで、とにかく苗木として販売しているところは非常に少ないんです。 糖度はぶどうの中でもトップクラス!20度を超え、シャインマスカットにも匹敵します。品種としてもかなり優秀で、ぜひ家庭果樹栽培にトライしていただき、自宅で収穫していただきたいぶどうです。
ビオレはフランス語ですみれ色。黒に近い紫赤色に着色良好です。果皮は厚いので裂果はありません。皮ごと食べれますが、口に皮がやや残ります。でも、皮には渋みはありません。肉離れは悪いので皮は剥きにくいです。強いマスカット香です。マスカット香最強品種です。糖度は高く、酸味が少ないのでとても甘く感じます。
果梗は強いので脱粒せず、棚持ちがよくて日持ちします。耐病性は強いので病気で困らず、育てやすい品種です。
収穫は9月中旬以降の晩生種で、販売農家さんによっては11月収穫の最晩生種との紹介も見かけます。粒の大きさは9~10gとやや小さめです。本によっては10~13gと記載もあります。ジベレリン処理で種無しにでき、粒の肥大も促進できます。
ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけが良く、通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。
欧州系2倍体
マスカットビオレについて詳しく教えて
学名
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Vitis spp. ブドウ科 ブドウ属
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別名
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ますかっとびおれ
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作出年・作出者
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1975年 (山梨県・・原田富一)
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交配親
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甲斐路 × 紅アレキ(ローデハネポート)
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開花時期
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5月頃
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収穫時期
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9月中旬~下旬(晩生種)
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果実の大きさ
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★★★☆☆ 中粒 10 ~13g 豊産性あり
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甘さ
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★★★★★ 平均糖度:20度
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果実の用途
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生食、、ジュース、ワイン
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結果年数
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2~3年
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自家結実性
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1本でなる(ジベレリン処理を2回、フルメット処理1回で無核化(種なし))
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最終樹高
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地植え:m 鉢植え:m (落葉つる性)
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栽培用途
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果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、フェンス、トレリス、シェードガーデン
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成長の早さ
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樹勢が強い (200cm/年)
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植栽適地
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北海道~九州
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、 豊産性あり、耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:やや強い 害虫:普通
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芽吹き時期
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5~6月頃
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花言葉
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陶酔、親切、人間愛
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植え方・用土
植えつけに最適な時期は11月~翌年2月頃です。この時期の植え付けでは根を軽くほぐし、根を広げて植えます。それ以外の植え付けでも大丈夫です。3~6月、9~10月の植え付けは根を崩さず、乾かさないように植えます。真夏に植える場合、根を崩さずそっと植え、植え付け直後は毎日水を与えてください。
土質は選びませんが、水はけと通気性の良い土壌を好みます。
鉢植えの用土は当店の
花ひろば培養土「和み」がおすすめ。夏場の日中などは日光に当ててあげてください。
地植えでは
堆肥を3割、
パーライトを3割土に混ぜて土壌改良してください。
水やり
露地栽培では雨任せで大丈夫ですが、長く乾燥してから大雨にあうと給食な水の吸い上げによって果粒の膨張しすぎて裂果することがあります。初夏や夏に雨が少ないときは数日に1回水を与えてください。秋冬は水の与えすぎの根腐れに注意してください。
肥料のやり方
土が肥えていれば肥料は控えめにして早めに樹勢を落ち着かせます。有機肥料を与える場合は10月下旬~11月頃に与えます。
その他栽培や性質の注意点
1本の新梢に2~4個花房ができますが、全部ならせると花ぶるいしやすく、果実の肥大も遅れ、来年の花芽も充実しなくなるので、棚仕立てでは50cm前後の弱い枝は新梢3本に1房、1mくらいの枝では2本に1房、2mの強い枝には1房を目安に摘房します。フェンス仕立てでは縦に伸ばすツル1本に1房。ならせなかった枝は翌年の着枝にします。
【種なしぶどうの作り方とは?】
ジベレリン処理を2回、
フルメット処理1回で無核化(種なし)。
1回目は満開~3日
ジベレリン25PPM、2回目はその後10~15日
ジベレリン25PPMと
フルメット5ppm処理します。