果物の木を育ててみたいけど、何を育てたら良いかわからない・・・
初心者ですが・・・おすすめは何ですか?ブルーベリーでしょ~。(即答!)
初心者でも安心!簡単お気楽ベスト果樹
ブルーベリーって1本ではならないんですよね?酸性土壌にしないといけないんですよね?
ご安心ください!受粉相性の良い2品種を店長がベストチョイスします。
【初心者向けセット】
ラビットアイ系品種は土壌適応性は他の系統より抜群に良く、強健さが最大のメリットです。根張りが良く、木も大きく育ちます。小粒ながら豊産性に優れ、生食だけでなく、ジャムやジュース用としても適しています。
温暖地に適した系統で、植栽適地は東北~九州。果実の収穫は7~9月の晩成種です。ラビットアイ系は全て挿し木苗です。
【グルメセット】
味で選んだグルメセットにはサザンハイブッシュ系品種(南部ハイブッシュ系)の挿し木苗をチョイスします。温暖地に適した系統です。地域によって異なりますが、この系統は味が良い品種が多く、早生性、常緑性、分枝性が強いです。枝がよく茂るので果実も多くなります。樹勢が強くない品種が多いため育木がコンパクトに育ちます。花もよく咲くのでならせすぎに注意です。果実の収穫は6~7月の中生です。
【初心者向けグルメセット】
サザンハイブッシュ系の育てやすい接木苗をチョイスします。果実の品質が良いサザンハイブッシュ系の特徴のままで接木苗は耐暑性が強く、根張りもよく、成長も早く、果実も大きく、花も果実も多くつきます。
【大実満腹セット】
ノーザンハイブッシュ系(北部ハイブッシュ系)の挿し木苗をチョイスします。寒冷地に適した系統です。果実品質にたいへん優れ、生食ブルーベリーの醍醐味ともいえる『酸味と甘みとの調和』を感じさせます。果実は6月ごろから収穫できる早生品種です。根が浅くて樹高は1.5mほどとコンパクトに育ちます。
【初心者用大実満腹セット】
ノーザンハイブッシュ系の接木苗をチョイスします。大実品種のノーザンハイブッシュ系の接木苗は耐暑性が強く、根張りもよく、成長も早く、果実も大きく、花も果実も多くつきます。
春になると花が咲きます。
蜂が花の蜜を集めに来ます。
白い鈴のような可愛げのある花と新緑の爽やかな春。
ブルーベリーはツツジの仲間です。ドウダンツツジに良く似たスズランのような花を咲かせます。
花もちも良く、長い期間花が楽しめます。
そして果実がなります。
果実がゆっくり青色に色づく夏。
収穫は果樹栽培で一番の楽しみ。
白いブルームをつける頃が収穫どき。
採ってそのまま生で食べられます。
ジャムやケーキ、ヨーグルトにもお勧め。
実には「アントシアニン」が多く含まれます。
亜鉛やビタミンも含まれる健康果樹です。
果実が終わっても楽しみは続きます。
鮮明な赤色に葉を染める秋。
実を収穫した後も、美しい葉と幹肌が楽しめ、季節が変わるにつれ美しい紅葉を見せてくれます。
ブルーベリーの特徴
学名
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V.corymbosum ツツジ科 スノキ属
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開花時期
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4月上旬~
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花色・大きさ・花形
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白色・(1cm位)・釣鐘状
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収穫時期
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6月中旬~8月下旬
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果実の大きさ
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中~大粒 豊産性あり
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甘さ
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★★★★★ 平均糖度:12~15度
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果実の用途
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生食、ジャム
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結果年数
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1~2年
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自家結実性
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1本で一応なる(自家結実性弱い)(受粉相性の良い2品種をセットにしてお届けします。)
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最終樹高
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地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
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最終葉張り
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1m ~ 1.5m
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栽培用途
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果樹畑、花壇、鉢植え、庭木、コンテナ
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植栽適地
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東北地方~九州
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性 豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性普通、耐乾性弱い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
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芽吹き時期
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4月
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トゲの大きさ
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なし
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花言葉
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信頼、思いやり
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植え方・用土
暖地では9月中旬~12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2~3月頃に植えるのが最適です。暖地では真冬に植え付けしても大丈夫です。
それ以外の植え付けでは水切れに注意して育ててください。
ハイブッシュ系はph4.3~4.8の弱酸性土を好みます。
【鉢植えの場合】
ブルーベリーの土に植えるか野菜などの
培養土と
ピートモスをよく混ぜた土に植えます。根が髭根で根詰まりしやすく、過湿になりやすいので2年ごとに土の入れ替えをおすすめします。
【地植えの場合】
pH無調整
ピートモスを約3割、堆肥を2割程度よく混ぜてから植えます。根が細かいので毛足が長い
ピートモスをおすすめします。
乾燥予防に
腐葉土や完熟
たい肥などで10cm以上の敷き厚でマルチングをおすすめします。
日向を好むのでできるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。
水切れしやすい4月下旬から8月は半日陰で育てるのも良いです。半日陰でも育ちますが花つきが悪くなります。
鉢増しや地植えの移植は11月か3月に行います。
春の植え付け方法
2月3月でしたら根を少しほぐして植えます。3月中旬以降は根をいじらずに植え付けてください。
夏の植え付け方法
根を崩さずに植え、植え替え後は水切れに注意です。
秋の植え付け方法
秋は植え付けベストシーズン。根を少しほぐして植えます。
冬の植え付け方法
根を少しほぐして植えます。寒冷地では冬の植え付けは控えます。
水やり
ブルーベリーは水で育てる。というくらい水切れしやすいです。気温が高くなる夏に実をつけることと、ツツジ科の植物は根が浅く水切れしやすいから初夏に水切れしやすいです。
春夏植えでは特に水やりをしっかり行いましょう。特にベランダ栽培の場合は水やりに注意です!ベランダは夜間も温度がこもりやすく、乾燥しやすいので、4月下旬から夏にかけては土が良く乾きます。土が乾く時期は水やりを朝夕2回与えるようにしてください。(夕方は鉢の土が渇き気味だったら与えます。)
地植えの場合も初夏~9月は過乾燥に注意です。
10月以降は地植えでは水やりは雨任せにし、鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。土が乾いていないときは水は与えないようにします。
肥料のやり方
3月に「
ブルーベリーがおいしくなる肥料」と「
ブルーベリーを丈夫に育てたい」を与えます。5月下旬以降に
天然硫酸マグネシウム肥料を与えるとクロロシス予防になります。12~2月に寒肥として有機肥料(
油粕や牛ふんなど)を与えます。
花芽の付き方
伸びてくる新梢の先端部分の葉腋に6~8月に花芽だけができます。1花芽に5~10花咲いて肥大して鈴なりになります。若木のうちはならせすぎに注意です。
1枝に果実が多いと果実が小さくなり、摘果すると大実になります。
剪定方法
挿し木苗は樹勢が弱いので若木のうちは太い枝を切り戻しして樹勢を回復させ、結果枝の発生を促してください。接木苗は樹勢が強いので自然樹形で楽しめます。
接木苗では株元の台木から伸びる芽は早めに取り除きます。
4年以上の古くなって花つきが悪くなった枝は間引いて、若い主軸と入れ替えていくとよいです。
その他栽培や性質の注意点
※果実の大きさ、糖度、収穫時期に関しては、栽培する地域や栽培方法によって変化します。
その他豆知識
【大きなおいしい実を収穫する方法】
太い力のある枝にはいい果実がつきます。果実がなりすぎると栄養を分散するため、果実が大きくなりにくいです。木の大きさに応じた果実の数に調整するとびっくりするような果実も収穫できます。
ブルーベリーは1年生でも収穫できたりしますが1年生は1年目の収穫はちょっと我慢。2年生は1年目は欲張りすぎない程度に数個程度収穫しても大丈夫だと思います。
土壌酸度不足ではクロロシスになりやすいので、適時
ピートモスや
天然硫酸マグネシウム肥料などで酸性土壌を維持するとよいです。
夏の高温や多湿、根腐れなどが原因で秋冬以外に葉が紅葉することがあります。根の生理障害なので、日陰で育てたり水やりに注意です。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤で駆除します。