植え方・用土
植え付け適期は4~5月ですが、3月から入梅、また9~11月ごろまででしたら可能です。鉢植えでの管理をおすすめします。水はけ水もちの良い用土を好みます。用土は「
果樹の土」がおすすめです。配合する場合は、赤玉土5:
腐葉土3の割合で配合してください。日当たりの良い、強風の当たらない場所で管理してください。比較的寒さに強い方ですが、5度以下になると生育が止まってしまいますので、冬の間は日当たりの良い室内で管理してください。
樹勢が強くて根詰まりを起こしやすいので、2~3年に1度植え替えを行ってください。
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。夏場の水切れに注意してください。地植えの場合は、基本は雨水のみで水やりの必要はありませんが、真夏など乾燥が続くようであれば潅水してください。特に開花期や芽出しの時期は極端な水切れに注意してください。
肥料のやり方
肥料は控えめにします。12~2月ごろの間に寒肥として油かすと骨粉を混ぜた肥料を与えてください。春から夏の成長期には緩効性
化成肥料を与えてください。
剪定方法
収穫後の10~11月に行います。上方向に伸びる枝や伸びすぎて全体のバランスをくずす枝、混みあって重なり合った枝など、不要な枝を間引き剪定してください。
病害虫の予防法
枝や葉が混み合うと風通しが悪くなり、カイガラムシが発生することがあります。また、日照が不足しがちな場所では、枝先にアブラムシが発生することもあります。見つけ次第捕殺するか、薬剤を散布して駆除してください。