植え方・用土
日あたりと水はけが良い場所に植えつけます。南国フルーツの中では耐寒性は強めということですが、基本的に鉢植え栽培をおすすめします。10度以上を保てる環境で育ててください。幼苗のうちは半日陰の場所で育てるとよいです。
鉢サイズは最初は直径30~40cmの鉢を選び、成長に応じてより大きな鉢に移し替えます。水はけが良く、栄養豊富な土壌が必要です。
培養土「和み」に
パーライトやバーミキュライトを混ぜて使用します。中性から弱酸性(pH6.0~7.0)の土壌が適しています。
根が鉢いっぱいに広がった場合は、春に一回り大きな鉢に移植します。
水やり
鉢植えでは土の表面が乾いたら十分に水やりをします。過湿を避けるため、鉢底から水が流れ出る程度に行います。
肥料のやり方
マメ科なので窒素分肥料の多用は控えます。成長期の春から秋には、月に1回程度、バランスの取れた
液体肥料を施します。冬季は施肥を控えめにします。
剪定方法
大きくなるので定期的な剪定が必須です。剪定に強く現地では毎年1mにまで切り戻すそうです。鉢植えでコンパクトに育てるには、成長期には新芽を摘むことで樹木の高さを抑え、横に広がるように誘導します。
その他豆知識
自立しやすい蔦ですが、鉢植えでも支柱を立てて樹木をサポートしてください。
病害虫の予防法
定期的に葉や茎をチェックし、アブラムシやカイガラムシが付いていないか確認します。見つけた場合は早期に対策を行います。過湿による根腐れを防ぐために、適切な水やりと排水を心がけます。