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植え方・用土
特に土質を選びませんが、庭植えにするなら
腐葉土や
堆肥をすき込んで植え付けましょう。
鉢植えで育てる方は、赤玉土7:
腐葉土3の割合の基本用土を作るか、市販の
培養土を使って植え付けます。
背丈が高く生長するので、花壇植えの場合は後方に植えつけるのがよいでしょう。鉢植えで育てる場合は、テラコッタなどある程度重さがあるものを使うと、倒れる危険性が少なくなります。
水やり
地植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり不要です。植え付けてから約1ヶ月間は、まだ根が張っていない状態なので、雨が降らない日が続くようなら水やりをしてください。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから水やりをしましょう。夏場は特に水が乾きやすいので、枯らさないよう水やりを欠かさないように注意してください。
冬場はほとんど水を必要としませんが、あまりにも乾燥状態が続くとそのまま枯れてしまうこともあります。地上部がないと水やりを忘れがちですが、冬の時期は土の表面が乾いてから3~4日くらいを経過した頃を目安に水やりをしましょう。
肥料のやり方
庭植えの場合はほとんど必要ありません。肥料をあげたい場合は、春に緩効性肥料を与えるとよいでしょう。肥料が多すぎると樹勢が強くなり姿が乱れるので控えめに与えます。
鉢植えの場合は、春と秋に緩効性肥料を与えてください。
剪定方法
茎を長く伸ばし、徐々に形が乱れていきますので、定期的に姿形を整える剪定を行いましょう。茎に葉を残すように切り戻し剪定をすれば、脇芽が伸びてきます。
また、高温多湿にやや弱いので、梅雨前に半分ほどの高さに剪定をしておくのがよいでしょう。
花後はエンドウ豆のような種をつけます。種を採取したい方はそのままにしておいて構いませんが、そうでない場合には早めに花の付け根の部分をハサミで剪定し、摘み取ってください。
冬は地上部を枯らして越冬する宿根草なので、冬枯れしたら地面ギリギリのところまで茎を切り詰めて剪定してください。
その他栽培や性質の注意点
耐暑性、耐寒性に優れている植物ですが、高温多湿には弱い傾向があります。
梅雨の時期や長雨が続く場合、葉が湿気で黒くなってしまうことがあります。
なるべく風通しのいい場所で育てるようにしましょう。
その他豆知識
開花期の気温が涼しいと花色も濃く出ます。
病害虫の予防法
目立った病害虫の被害はありません。
育て方のまとめ
とにかく丈夫で、寒さ、暑さに耐えよく咲きます。年々大株になっていき、花数も増えると見応えのある株に生長します。
寒冷地、暖地、問わず植えることができ、日向から明るい日陰まで幅広い場所で栽培できます。
増やし方
株分け、種蒔