植え方・用土
日照が十分でないと花が咲かないことがあります。落葉樹の株元など、秋から冬はしっかりと日があたり、花後は半日陰になるような場所で管理してください。
芽が出てから花が咲くまではできるだけ日によく当てて育てます。花後は直射日光を避け、できるだけ風通しの良い半日陰の場所で育てます。
用土は、排水性と通気性に優れ、適度な保水性のある土が適しています。
花ひろば培養土でもO.Kです。地植えの場合は花ひろば
堆肥を良く土にすきこんで植えるのをおすすめします。
植付け時期は、 11月頃から遅くても年内には済ませましょう。鉢植えの場合は5号鉢に6~7球程度、庭植えの場合は5cm間隔で植えつけます。夏も球根を乾かさないほうがよいので、植えたままで夏越しさせます。
水やり
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えも乾くようならしっかり水を与えますが、過湿にすると球根が腐ることがあるので、常に用土が湿っているような状態にしないように気をつけます。夏は休眠期なので、水の与えすぎに注意です。気温が低い時間帯に与えてください。
肥料のやり方
肥料は植え付けの際の元肥と、花が咲き終わった後に緩行性
化成肥料などを株元に少量ばらまきます。
剪定方法
花が咲き終わったら、葉だけを残して花茎を根元から切ります。夏の間は葉が成長することにより栄養を蓄えてくれます。 秋になり葉が黄色くなってきたら、根元から切り落として株を休ませます。
その他豆知識
基本的には球根を植えたままの状態で夏を越すことができます。
育て方のまとめ
病害虫による被害の心配はほとんどありませんが、花後に灰色かび病が発生することがあります。
増やし方
分球でふやします。休眠期の夏に掘り上げ、親球から子球を外します。暑い季節を迎える6月ごろから葉を枯れはじめ、徐々に地上部の葉が枯れて休眠期に入ります。子球は鉢植えして養成すると、2年後くらいには開花します。