植え方・用土
朝日が当たる明るい日陰が適しています。日差しが強すぎると葉が傷み、生育が悪くなりますので、夏の日差しが強い時期は少し遮光して育ててください。庭植えにする場合は、湿り気のある樹木の下などが適しています。
水はけと水もちのよい土であれば土質を選びません。
鉢植えは市販の草花用
培養土に赤玉土を3割程度混ぜるとよく育ちます。3月の芽出しのころまでに、地下茎を傷めないように植えつけます。
水やり
乾燥が苦手なので、土をしっとりとした湿り気のある状態になるように保ちましょう。特に夏は暑さにより土が乾きやすいので水切れにならないよう注意が必要です。鉢植えの場合は、夏の時期だけ鉢の周りにも散水したり、二重鉢にして乾燥を防ぐと、水切れの心配が軽減されます。
冬の休眠期になると地上部は枯れますが、根は生きているので乾燥しないよう時々水やりをしてください。
肥料のやり方
肥料は、花後の5月上旬頃と9月中旬以降の年2回緩効性の
化成肥料を与えましょう
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はありません。
増やし方
株分けや種まきで増えます。茎が20本以上立つ大株は冬の休眠期に2~3分割して株分けます。