植え方・用土
乾燥を嫌い
腐葉土質を好むので、植え付け時には赤玉土に
腐葉土を2~3割混用します。基本的に半日陰の場所が良いですが、早春から梅雨期まで日に当てると、丈が低くなり花付きが良くなります。そのため庭植えにするときは落葉樹の下などが最適です。
そうでない場合は、真夏は半日陰に移動させるか遮光し、日焼けや高温障害を防ぎましょう。
植え付け・植え替え適期は5~7月、または9~10月です。鉢植えでも地植えでも少なくとも2~3年に一度は株分けをし、根を整理した方が生育が良くなります。
水やり
鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
肥料のやり方
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性
化成肥料を用量に沿って与えます。3月から5月はチッ素主体の
液体肥料を、6月以降はリン酸・カリウム主体のものを施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。地上部が休眠した場合は必要ありません。
病害虫の予防法
基本的に病害虫は出ません。気になるようなら定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。
増やし方
株分け、タネまき