植え方・用土
山野の林床に自生するため、明るい半日陰で湿り気のある場所を好みます。環適応性もあり日なたでも育ちますが、日光で葉焼けしたり、乾燥で生育不良になります。暗いところではまばらになって密生しません。
湿り気を好むため、水はけと水もちの良い土壌に植え付けましょう。
堆肥と
パーライトをよくすきこんだ土に浅く植えます。鉢植えでは
培養土「和み」を推奨します。
基本的に移植や植え付けは3月~5月または9月~10月が適期です。強健なのでほぼ一年中植えつけできますが、根づくまでは強い日ざしや寒風を防ぎ、乾燥させないよう注意します。
水やり
鉢植えの場合は、4月中旬から9月ごろまでは鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてます。落葉時期の冬は水の与えすぎに注意です。冬は1週間以上鉢土が乾かないこともあります。10月ごろからは鉢土の表面が乾いていても土中が湿っている場合、鉢を持ち上げて重い時は水やりはしません。鉢土が乾いて鉢植えが軽く感じられるようになったら水やりします。
庭植えの場合は、水やりは必要ありませんが、雨が降らない日が1週間以上続く時はは毎日水を与えます。秋になり雨が降るようになったら、水やりは雨にまかせても大丈夫です。
肥料のやり方
植えつけ時に
腐葉土などをよく混ぜておけば、ほとんど肥料は不要です。鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性の肥料を置き肥として施します
剪定方法
植えっぱなしでも大丈夫ですが、広がりすぎた場合は抜いたり刈り取ったりします。
もっと高さを抑えたいときも刈り込んでしまって大丈夫です。
増やし方
株分け、さし木