植え方・用土
強い直射日光が当たると葉焼けを起こすので、木の下などの日陰、または室内で育てます。特に、
斑入りの品種は日陰がよいでしょう。乾燥に耐えますが、本来は湿り気のある土壌を好むので、水はけがよすぎる場合は
腐葉土などの有機物を加えて土壌改良します。
ただし、日陰でも風通しが悪い場所だと病気や害虫被害を受ける可能性が高くなりますので、日陰かつ風通しが良い場所に植えて下さい。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。冬は控えめにします。
肥料のやり方
植え付けのとき使用する土に、緩効性
化成肥料を混ぜ込んでおきます。育てている最中であれば、12月~2月に有機質の肥料を寒肥として施肥すると良いでしょう。
12月~2月に肥料を与えることで、土中で植物が肥料を吸収されやすい性質に変化します。そして、春の生長期とともに効き目が出てくるという仕組みになっています。
斑入りのハランだと、肥料の量が多いと班が消えてしまう可能性がありますので、ほどほどにしておきましょう。
剪定方法
剪定は夏以外、いつでも行えます。葉が重なっていると風通しが悪くなりますので、剪定しましょう。また、垂れて地面についてしまっている場合も剪定した方が良いです。
増やし方
株分け:3月下旬から4月上旬、または9月中旬から10月下旬に、3~6芽ずつに株分けします。