植え方・用土
寒さには強いので、冷涼地では場所を選びません。関東以南の暖地では夏の暑さと乾燥に注意です。明るい半日陰か夏は日陰が良いです。
植え付けは1年中可能です。植え付け適期は3~5月と10月ごろです。直射日光が当たらない場所に植えてください。
用土は草花用の
培養土で植えます。露地栽培では
腐葉土を3割、赤玉3割、庭土3割で植えます。肥沃で保水性が良いと葉が大きく葉柄も長く育ちます。軽石や鹿沼土の多い土では葉が小さくなって、上には伸びなくなります。
水やり
植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外 に乾きます。
肥料のやり方
肥料はほとんど必要ありません。鉢植えでは春から秋の生育期は1か月に1~2回液肥を与えると新芽が旺盛に出てきれいになります。
剪定方法
花が終わったら茎ごと切り取ります。傷んだ葉を取り除いたり、葉が伸びすぎる場合は刈り込みます。刈り込みを置きなうと新芽が展開して、再びこんもり茂ってきます。
その他栽培や性質の注意点
手間もかからず、良く生え広がるので、広がりすぎを警戒する場合は、
ガーデンバッグなどで根域制限をしてください。
病害虫の予防法
毛虫やアゲハチョウの幼虫がつきます。
増やし方
3~5月か10月に株分けで増やします。