リョウメンシダ
表も裏も鮮やかな緑色でそっくりだから「リョウメン(両面)シダ」なのだそうですよ
シダ の特徴
シダ植物は和を感じさせる観葉植物といっても過言ではありません。涼しげな葉っぱが魅力で、鮮やかな緑の葉っぱはフラワーアレンジメントや花束にもよく使用され、花の美しさを引き立ててくれます。コケ玉や盆栽仕立てなど、楽しみ方も様々です。初心者の方でも育てやすい植物となっております。
※シダ植物には葉っぱの裏に胞子という丸く、ツブツブのものがあります。これは病気でも害虫や卵でもありません。シダ植物やコケ植物は胞子が作られ胞子が湿った地面などに落ちると発芽します。
リョウメンシダは、柔らかくて細かく裂けた葉をしています。胞子がつかない部分は、表と裏がとてもよく似ています。冬期(1~2月頃)になると、葉の裏側に胞子嚢群を観察することができます。
学名 | Arachniodes standishii オシダ科カナワラビ属 |
最終樹高 | 0.6~1.5m前後 |
植栽適地 | 全国各地 |
育てやすさ | 初心者におすすめ、樹勢強、耐陰性強 |
用途 | グランドカバー、鉢植え、寄せ植え、シェードガーデン、花壇など |
シダ植物の育て方
植え替え・用土
湿った場所を好みますが、土壌は選びません。観葉植物専用の培養土か、赤玉土:腐葉土、7:3ぐらいの割合の土で植えてあげて下さい。
施肥・時期
春から秋にかけて液体肥料か固形肥料を与えます。
肥料を与えなくても十分元気に育つ植物です。
水やり
湿った環境を好む植物なので、夏は毎日たっぷり水を与えます。乾燥を嫌う植物なので冬でもマルチングなどをして乾燥防止対策をしてあげると良いです。
剪定
一時的な乾燥や霜などが原因で葉先から茶色く枯れてしまう事はあります。その部分は剪定して取り除きます。冬に葉っぱが無くなっても、株が丈夫であれば春にまた元気な新芽が展開します。
病害虫
特に気になる病害虫はありませんが、まれにカイガラムシやアブラムシが付く事があります。