植え方・用土
多湿を嫌うため、水はけのよい日なたに植えつけましょう。できたら真夏は日陰に移動させるか、遮光をして夏の日差しから植物を守ります。水はけのよい弱アルカリ性の土を好むため、水はけを盛り土をし、pH調整のために苦土石灰か多めの
ピートモスをすき込みます。元肥には適量のリン酸分の多い緩効性
化成肥料を混ぜておきましょう。
植え付け・植え替え適期は3月から5月、9月から10月です。多年草種は、2~3年に1回、植え替えを兼ねて株分けしましょう。植えっぱなしにして株が古くなると、立ち枯れしやすくなります。ナデシコ科ですので連作障害の恐れがあるため、植え替えの際は土壌改良も合わせて行うと安心です。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。過湿によって根腐れしやすいので、植えつけ前には
鉢底石を敷くなどして、過湿を避けましょう。
肥料のやり方
庭植えでの肥料は不要です。鉢植えでは、9月から5月の間に、緩効性
化成肥料を定期的に施します。
剪定方法
5月から8月の間、特に連続的に開花する種は、花がらを摘むことで、より長期間にわたって多くの花を咲かせることができます。株元の枯れ葉を放置すると病気の原因になるので、周年にわたってこまめに取り除き、清潔にしておきましょう。
増やし方
種まき、挿し芽、株分け