植え方・用土
涼しい環境を好み、高温や乾燥が苦手です。春、秋は日当たりがよく、夏の高温期は日陰で地温が上がらない場所で育ててください。高温多湿の蒸れに弱いので水はけを良くして植えてください。半日陰で根が深く貼ってしまえば、夏の暑さにも強くなります。
寒さには強いです。雪に埋もれても大丈夫です。
植え付け用土は
腐葉土を多少と、水はけを良くするために鹿沼土や
パーライトを混ぜておくと良いでしょう。鉢植えでは山野草の土(軽石もしくは山砂4割、鹿沼土4割、
腐葉土2割の配合土)で植えると良いです。
植え付けや植え替えは、春の芽出し頃か秋が最適です。春と秋の植え付けでは根をやや広げ気味にして植えます。夏の植え付け時は根をいじらずに植えてください。冬の植え付け時には根が凍結しないよう気をつけます。
水やり
根付いてしまえば雨任せで大丈夫。植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外 に乾きます。
肥料のやり方
「ニーム核油かす」か
化成肥料を3~4月と10~11月に少なめに与えて下さい。
夏は肥料は与えないほうが良いです。夏に肥料が効いていないようにします。
剪定方法
花後に花茎を切り戻してください。
病害虫の予防法
特に注意する病害虫はありません。
増やし方
3~4月、10~11月に株分けで増やします。種まきでも増えますが、斑入り葉の品種は緑葉に戻ることがあります。