植え方・用土
水はけの良い日当たりの良い場所に植えつけます。やせ地でやや乾燥する土壌を好みます。高温多湿の蒸れに弱いので水はけを良くして植えてください。寒さには強いです。雪に埋もれても大丈夫です。
腐葉土を多少と、水はけを良くするために鹿沼土や
パーライトを混ぜておくと良いでしょう。株が大きくなるので株間は40cm以上開けてください。
植え付けや植え替えは、春の芽出し頃か秋が最適です。春と秋の植え付けでは根をやや広げ気味にして植えます。夏の植え付け時は根をいじらずに植えてください。冬の植え付け時には根が凍結しないよう気をつけます。
水やり
根付いてしまえば雨任せで大丈夫。植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外 に乾きます。
肥料のやり方
「ニーム核油かす」か
化成肥料を少なめに与えて下さい。
夏は肥料は与えないほうが良いです。夏に肥料が効いていないようにします。
剪定方法
種を取らない場合は花後に花茎を切り戻してください。種が残る花茎もユニークなので切花にしたり、ガーデンで楽しむのもおすすめ。
病害虫の予防法
ほとんど発生しません。
増やし方
3~4月、10~11月に株分けや根伏せで増やします。株の脇から芽が伸びるのでそれを切り分ければすぐに増やすことができます。地下茎で増えます。