植え方・用土
日照を好み、少なくとも半日以上の日光が当たる場所で、蒸れないように風通しの良い環境が良いです。高温多湿は苦手で、水はけのよい用土を好みます。乾燥には強いです。
花壇では
腐葉土3割、鹿沼土か赤玉土3割に山砂や庭土を混ぜて土壌改良をします。
鉢植えでは山野草の土か、
培養土和みで植えてください。少なめに苦土石灰を混ぜておくとよいです。
細根が多いので、根づまりが早いです。毎年、春か秋に根をほぐして新しい用土に植えてあげてください。
水やり
植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外 に乾きます。
肥料のやり方
春と秋の成長期は1か月に1回
化成肥料を与えるか、10日に1回
有機液肥を与えてください。肥料が切れると花付きが悪くなるので、こまめに施すとよいです。
剪定方法
梅雨時期は蒸れやすいので、夏越しに備えて切り戻しをします。草丈の高いものは花が終わった茎を順次株元で切ります。草丈が低いものは開花が終わったら半分くらいの草丈まで刈り込んでください。地際まで刈り込んでも良いです。
花が散った後もガクが1ヶ月くらい楽しめます。冬は地際まで刈り込むと春から草姿が綺麗に生えます。
病害虫の予防法
特に注意する病害虫はありません。
込みすぎたり風通しが悪いと灰色かび病やさび病などが出やすいので、花がら摘みや切り戻しをすることで株が蒸れないようにしてください。
増やし方
古株になると花付きが悪くなりりますので、数年ごとに挿し芽で株の更新をするとよいです。挿し芽は4~6月、もしくは9月~10月に行います。花芽がついていない若芽を切り取って挿します。株分けでも増やせます。