植え方・用土
西日の当たらない、風通しの良い場所で育てます。排水性のよい土を好みますので、鉢植えは
培養土和みなどの水はけの良い土に植えます。
地植えは、鹿沼土(小粒)や軽石砂、
腐葉土を混ぜ込みます。土が凍るような場所では冬はシートなどでマルチングして防寒してください。
球根の植え付けは10月上旬~翌年 4月下旬までが適期です。地表から5~7cmの深さに植え、土を被せます。植え付けの間隔は50~60cmが良いです。
鉢植えの場合は10号鉢に1球が目安です。
水やり
春から初夏は鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。夏は乾燥気味に管理します。土が乾いていなければ水やりは控えます。
地植えは降雨だけでも生育できます。春から開花までは、雨が降らず、土が乾燥しているようなら水やりをします。芽の中心部から半径1mくらい根が伸びますので、広い範囲に水やりをしてください。それ以外は水は控えます。夏の過湿には注意です。
肥料のやり方
植え付け後は春までは2週間に1回
液体肥料を施しましょう。
剪定方法
花がらとりは必要ありませんが、花茎が長いので、開花時に支柱をつけるほうが良いです。
その他豆知識
開花後50~60日で地上部が枯れます。夏は休眠していますが、放置しておくと湿気で腐ってしまうことがあるので、太い根を傷めないようにして掘りあげます。
軒下などの風通しの良い場所でつるして乾燥させ、10月の植え付け時期まではバーミキュライトに埋めて保存するとよいです。
寒冷地では植えっぱなしでも翌年咲きます。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はありません。
増やし方
3~4年に1度株分けしてください。太い根に養分を蓄えているので、折れないように注意です。