植え方・用土
日向~半日陰の腐植質に富んだ水はけの良い環境を好みます。春だけ日向の場所が良いです。鉢植えの場合は、
花ひろば培養土で、地植えの場合は花ひろば
堆肥で植えるのをおすすめします。
夏場の強い光が苦手なので、鉢植えは涼しい日陰に移動してあげてください。地植えの場合は、落葉樹の下などが適しています。
休眠中の7月から12月下旬に球根を植えつけます。遅くなると球根が乾いて弱ってしまい、根張りも悪くなるので注意してください。植付けの深さの目安は10cmくらいです。鉢植えの場合は、根が伸びるスペースが確保できるように深鉢に植えてあげてください。
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いていたらしっかりとやってください。カタクリの球根は皮が薄いので乾くと痛んでしまいます。休眠中も乾かないようにしてください。ただし、湿った状態が続くと腐ってしまうので与え過ぎには注意してください。
地植えの場合は、晴天が続き地上部がしおれてくるようなら水を与えます。休眠中は特に必要ありません。
肥料のやり方
11~12月に緩効性
化成肥料を与えます。生育が鈍いようであれば、花が咲き終わる5月頃まで、緩効性
化成肥料を2~3ヶ月に1回ぐらい与えます。
病害虫の予防法
害虫は特に心配いりません。2~3月にさび病が発症することがあります。感染した葉は切り捨てて焼却して薬剤を散布してください。
増やし方
種子で殖やせますが、発芽から開花まで8~9年ほどかかります。分球では殖やせないようです。