植え方・用土
日当たり(半日陰でもOK!)の良い風通しと水はけが良い場所を好みます。酸性土壌を嫌うため、植え付け2週間前に苦土石灰を、1週間前に
堆肥や
腐葉土をすき込んでおきましょう。大きく育つので5月中ぐらいをめどに支柱を立てて支えます。
直根性で植え替えを嫌うため、地植えの際は植える場所を慎重に選びま。苗を植えつけるときは、根をキズ付けないよう崩さないようにそっと植えます。
水やり
鉢植えは表面が乾燥したらたっぷりと与えます。地植えの場合は、根付いてしまったら特に必要ありません。鉢植えは、地上部が無くなってからも乾燥させ過ぎないように気をつけましょう。
肥料のやり方
元肥に緩効性肥料を与えます。生育が良くなる、3月や9月頃にも緩効性肥料を与えましょう。
剪定方法
多くの草花もそうですが、フェンネルも過湿を嫌うため、梅雨時や夏の高温期は、葉が茂りすぎないよう適宜収穫していきましょう。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「
ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「
パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「
腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し木、株分け