植え方・用土
強い日光を浴びると葉焼けをするため、夏には半日陰になる場所が適しています。地植えの場合は、寒冷紗などで日よけし、鉢植えは半日陰に移動させます。水もちの良い肥沃な土地に植え付けましょう。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは高温期に、ハダニ対策として早朝にたっぷりと葉水を与えます。乾燥させすぎると、葉が固くなってしまうため、注意しましょう。
肥料のやり方
元肥に緩効性肥料を与えます。切り戻しや収穫の後に、お礼肥として水と一緒に液肥を少量与えます。
剪定方法
6月に花が咲き出すと、葉の成長が悪くなるため、その前に収穫を兼ねて高さを半分ほどに切り戻します。零れ種でどんどん増えるため、種を取る予定がない株は、切り戻してしまいましょう。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「
ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「
パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「
腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し芽、種まき、株分け