植え方・用土
日当たりと風通しと水はけの良い場所を好みます。日当たりが悪いと花付きが悪くなリます。アルカリ性の土壌を好むため、植え付け2週間前に苦土石灰をすき込みます。寒さに弱いため、寒冷地では鉢植えでの管理をお勧めします。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根着いてしまえば水やりしなくても大丈夫ですが、夏の高温期に晴天が続くようなら水を与えます。夏の乾燥期には、ハダニがつくこともありますので、その際は葉水を与えます。水はけの良い土地を好むので、乾燥気味に管理します。特に冬場は、表面が乾いてから2~3日ぐらいしてから与えます。
肥料のやり方
元肥に緩効性肥料を与えます。基本的にあまり肥料は必要ありませんが、花後の9月に少しだけ追肥してあげると、秋にはの収穫量が増えます。
剪定方法
梅雨が来る前に一度、収穫を兼ねて3分の1ほどに切り詰めます。
夏の込み合う時期には、過湿にならないよう透かし剪定を行っていきます。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「
ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「
パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「
腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し木、種まき、株分け