植え方・用土
日当たりと風通しの良い場所を好みます。生育適温が15~25℃で葉物野菜としては比較的寒さに強いです。
鉢植えでも地植えでも栽培できます。春と秋は日あたりが良い場所で、真夏の強すぎる日差しは葉焼けすることがあるので、夏は日よけしたほうが良いです。鉢植えの場合は半日陰に移動しましょう。鉢植えでは
培養土和みか
ハーブの土で植えてください。花壇や畑ではアルカリ土壌を好むため、苦土石灰をまいておきましょう。
腐葉土や堆肥
極みを少しすきこんで植えます。
種まきは、2~7月か9~10月に、深さ1cmの溝を15cm間隔で作り、種の間を1cm間隔で筋まきをします。プランターに直播でも育ちます。気持ち丁寧に種を並べて巻くと間引きが楽です。間引いた新芽お食べられます。間引いたらしっかりと土をかぶせてください。種まきから約1か月で
ベビーリーフとして収穫でき、約40~50日以降は普通の葉野菜として順次収穫できます。
苗を植え付ける場合は霜が降りない季節にしましょう。
水やり
多湿が苦手です。地植えではよほど乾くとき以外は雨任せで大丈夫です。
鉢植えでは土がしっかりと乾いてからたっぷりと水やりをします。
肥料のやり方
外葉から収穫する際は、2回目の間引き後、2週間に1度追肥しましょう。
株ごと収穫する際は栽培期間が短いため、元肥だけでも事足ります。肥料のやりすぎはアブラムシを呼ぶ原因にもなるため控えめに。
花芽の付き方
気温が高くなるととう立ちし花が咲きます。種を取るつもりがないなら摘蕾し花を咲かせないようにすると、長く収穫が楽しめるようになります。ちなみに花や蕾も食べれます。
剪定方法
剪定というよりは間引きです。
芽吹いてきたら、本葉が2~3枚になったら生育の悪い葉や傷んだ葉を間引きます。込み合わないように株間2~3cmになるよう間引いてください。
本葉が4~5枚になったら、株間4~5cmくらいになるように間引きます。
間引いた後は根元に土寄せして苗を安定させます。
間引いたものは食べれます。本葉の部分を食べましょう。
剪定がいわゆる収穫になりますが、外葉から少しずつ収穫します。時間がたつと葉が固くなるので、どんどん収穫します。外葉からの収穫で長く楽しめます。
株ごと収穫もできます。春撒きの場合は株事収穫するほうが良いです。放っておくと葉が硬くなってしまうからです。
病害虫の予防法
過湿や多肥で育つと株が弱って、病害虫がつきやすくなります。
青虫は葉物野菜が大好きです。黒い糞が落ちていたら青虫がいる証拠です。すぐさま撤去します。出たばかりの新芽が全滅する、それはヨトウムシの仕業かもしれません。周辺の土を浅く掘り返し探してみましょう。
食用する葉の部分に、虫が付くことが多いため虫除けするネットを張った方が管理が楽です。
増やし方
発芽率はとってもいいので、種で増やせます。