植え方・用土
スイセンは、日当たりがよく水はけのよい場所を好みます。。日当たりが悪いと花付きも悪く、花後に球根が太りにくいです。3時間以上日あたりが当たる場所で育ててください。暑さに弱いため落葉樹の株元のような半日陰が適しています
用土・土質は特に選びませんが、水はけのよい土が適しています。
地植えの場合は花ひろば
堆肥で植えるのをおすすめします。
鉢植えの場合は赤玉土 (小)7:
腐葉土3 の割合で混ぜます。手で土を握ってみて、3つに分かれる土が理想的で、そうでなければ、赤玉土を少し混ぜます。
花ひろば培養土でもO.Kです。
球根5個分くらい深めに植えるとよいです。寄せ植えや植え替えでは根を崩さずに植えてください。
秋の植え付け方法
9月中旬ごろから12月下旬ごろが植え付け時期です。
●鉢植えの場合
植え付けの間隔は2~3cm位、深さは球根の頭が少し隠れる位に植え付けます。
●庭植えの場合
植え付け間隔は10~20cm位、深さは5cmくらいに植え付けます。
植え付け間隔を少し広くして数年間は植えっぱなしにするとよいでしょう。
水やり
【地植えの場合】土がよほど乾いた時に行います。
【鉢植えの場合】土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。
夏前に葉が枯れて休眠に入ったら、水やりは要りません。
肥料のやり方
肥料は球根を植え付ける際にゆっくり効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。
追肥は必要なく、どうしても与えたい場合はリン酸が高めのものがよいでしょう。
スイセンは肥料が多すぎると球根が腐るので注意しましょう。
花後、球根を太らせるために
化成肥料を適量株元にばらまくか、葉っぱの先が枯れ始める頃まで、
液体肥料を10日に1回程度与えます。
剪定方法
【花後の管理】
花後は花を切り、葉が枯れるまで水やりを続けます。葉が大切で翌年の開花に影響します。葉を切ってしまうと光合成ができなくなり、翌年花を咲かせる養分を作れなくなるので注意してください。
3~4年は植えっぱなしにした方がよいですが、球根が混み合ってきたら掘り上げます。
掘り上げは葉が枯れ、休眠に入る7月頃に行います。
葉や根を取り除き、ネットなどに入れて日の当たらない、風通しの良い涼しい場所で保管してください。
病害虫の予防法
軟腐病やモザイク病を発症する場合があります。モザイク病にかかってしまったら、根ごと取り除くしかありません。アブラムシが感染の原因になるので、しっかりと防除しましょう。