魚料理と相性が良い、魚のハーブ

ディルは、柑橘類のような爽やかな香りと、ほろ苦さが特徴のセリ科のハーブの一種です。
魚介類との相性がよいことから「魚のハーブ」ともいわれ、スモークサーモンやホタテのマリネなどに使われています。
ほかにもヨーグルトやクリームチーズ、マヨネーズ、卵とも相性が良く、ポテトサラダやマカロニサラダなどに入れるのもおすすめです。
ビネガーとも好相性で、ピクルス液の香りづけやハーブビネガーにも用いられます。
欧米では家庭料理などにもよく用いられるポピュラーなハーブで、古くから親しまれており、日本には江戸時代に伝わってきたといわれています。
ディル独特の味わいと香りが、簡単なスプラウト栽培で楽しめます。そのままサラダやマリネに入れたり、魚料理のトッピングにしたり、葉と同じようにお使いいただけます。

【育て方について】
播種時期：周年
専用容器またはスポンジ・あみ皿・ココピート・土床の上に、種が重ならない程度にまきます。1日1回水やリします。種まきから3～14日程（一般的な目安は1週間）したら、お好みの長さで収穫します。※ジャー栽培はできません。

【上手に育てるために】
夏季は暑すぎると腐敗しやすいので風通しの良い涼しい場所、冬季は暖かい室内（栽培適温は18～25度）で栽培して下さい。多湿・冷暖房風・直射日を避けて栽培して下さい。屋外では日陰、室内では一般的な生活リズムの照明下で栽培してください。