Brassica oleracea var. capitata
玉揃いも良く収量も多い
「やひこ甘藍(かんらん)」は、鮮やかな緑色に光沢がある玉になる、甘みに富んだ美味しいキャベツです。生食にもとても適しているのでサラダにおすすめ。玉ぞろいも良く葉のつまりも良好です。播種からやく3か月ほどで収穫期を迎え、草勢も強く、耐暑性・耐病性もあるため、とても作りやすい品種です。
キャベツは世界の多くの地域で栽培されている野菜で、栄養豊富なことから薬用や保険食として重宝されてきました。「キャベジン」と呼ばれるビタミンUが豊富で、胃腸粘膜の新陳代謝を活発にすると言われています。栽培される時期によって、玉が堅く締まり中が白い「冬キャベツ」と、巻きが緩くて緑味が強い「春キャベツ」に分類されます。栽培期間が長めで、害虫がつきやすいので注意が必要です。