鮮やかな赤がテーブルを飾る!甘くてやわらかいビート
ロシア料理の煮込みスープ「ボルシチ」で有名な真っ赤なカブのような形をした野菜です。皮ごと20分ほど茹でて柔らかくなったビーツを、サラダにしたりピクルスにしたりしても美味しくいただけます。 独特の味わいで甘味のある野菜です。真っ赤な色合いも楽しめます。
丸型の形で葉は立性、肉肌も綺麗な品種です。収穫サイズの目安は直径5~6cmです。
【育て方について】播種時期:3~6月、9月
直播き(表土から2cm前後の深さ程度に筋まき)で育て、葉が5cmほど伸びた時に、株間10cm前後に間引きます。条間は30cm前後とります。土が乾燥しないよう水やりをしてください。根元の直径が2~3cmほど見えたら収穫します。収穫の目安は種まきから70~100日です。
「ビート」には無数の栽培品種があり、大きく分けて葉菜の「フダンソウ」、砂糖の生産に使われる「テンサイ」、根菜として知られる「ビーツ」です。ビーツはビートの一種なので、ビートとも呼ばれることがあります。ビートの仲間は世界中で野生種として栽培種として生息しているため複雑な歴史があります。ロシアの家庭料理「ボルシチ」には欠かせない野菜ですが、日本ではまだ馴染みが薄く、近年ようやく日本でも栽培がはじめられました。