植え方・用土
暖かければ、やせ地でも育つ強健品種ですので、昨年度の肥料分が残っているようなら特に施肥の必要はありません。すき込むのでしたら、
堆肥や石灰、緩行性肥料を入れましょう。
大きく広がるように成長するため、畝の幅は100~120cm、株間は40~50cm、深さ15~20cmで植え付けます。排水性が良い土地を好むため、畝立てするか盛り土を行いましょう。前面に黒ビニールでマルチングすれば、雑草を防げ潅水もほぼ不要になるためお勧めです。苗の植え付け時期は、5月後半から6月初旬が適期です。
水やり
地植えの場合はあまり必要ありません。夏の高温期に雨の降らない日が続くようなら水をあげましょう。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
生育中は特に世話は必要ありません。鉢植えの場合は、9月10月に葉の成長が落ち着いてきたら、根の肥大を促すため、適宜追肥を行うと良いでしょう。
その他豆知識
収穫は、ツルが枯れるのを待たずに11月頃霜が降りる前に行います。試し堀して成長具合は確認します。霜に当たると地中の芋が腐敗するため要注意です。収穫後は表皮が硬くなるまで、1週間ほど乾燥させ、15℃前後で管理します。
増やし方
種芋