お庭で育てる!健康山菜
こごみ(くさそてつ)|ポット苗
おうちで育てる健康山菜。4月下旬~6月中旬の若芽を収穫します。
山菜として有名で、正しくはクサソテツの若芽のことをコゴミと言います。若芽を食べます。春に巻いている若芽をおひたしや和え物にします。収穫は4~5月ごろです。
似た山菜にわらびやゼンマイがあります。まず見た目が違い、ワラビは新芽が3つに分かれているのに対し、ゼンマイやコゴミは渦巻き状の新芽がつきます。さらに言うと、コゴミはゼンマイのように新芽に毛が生えておらず、あく抜きが必要ありません。
【コゴミに豊富に含まれる栄養素】
・βカロテン
・ビタミンE・C・K
・不溶性食物繊維
ワラビほど強くない独特の「ぬめり」があり、ゼンマイなどと違ってアクがないため調理が簡単です。少しであれば生でも食べれますが、大量に食べると下痢します。
「てんぷらにするときは、生のコゴミを洗ってから揚げるのですが、よく水を切らないと油がめっちゃはねて怖かった・・・」
「湯通しして味噌和えしたり、味噌汁に入れたりしてもおいしい」
「湯通しせずに食べたら、とんでもない下痢になるで注意です。発熱や腹痛はなかったけど、腸内洗浄しているみたいにすごい下痢してしまいました。」
「味はないけど、なにせ、歯ごたえが美味。」
「冷蔵庫に入れておけば結構長い間もちますよ。」
山の近くに住む当店スタッフの感想。
北半球の温帯を原生とするシダの仲間で分類によってはオシダ科に分類されます。生長した葉もとても美しく、観賞価値が高いです。春の新芽は黄緑色で明るい印象。地下茎で生え広がりますので、自然なグランドカバーにおすすめです。冬は地上部は落葉してなくなりますが、春に芽吹いてきます。意外とイングリッシュガーデンや下草、寄せ植えにも活躍します。日当たりでも育ちますが、半日陰を好み、シェードガーデンにもおすすめ。
栽培の手間もかからない便利植物です。
別名:コゴメ、カンソウ、ガンソウ、カクマ、こごみ、草蘇鉄(くさそてつ)
春になると芽吹いて出てきます。
庭木の下草に植えて大株になると、カラーリーフとしても有効です。
大きく育つ葉が寄せ植えや花壇のワンポイントにおしゃれ。
”こごみ”の特徴
学名
|
Matteuccia struthiopteris コウヤワラビ科 クサソテツ属
|
別名
|
コゴメ、カンソウ、ガンソウ、カクマ、こごみ、草蘇鉄(くさそてつ)
|
最終樹高
|
地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (落葉多年草)
|
最終葉張り
|
1m 直立性
|
栽培用途
|
シェードガーデン、花壇、日陰の花壇、グランドカバー、寄せ植え、畑、鉢植え、コンテナ
|
成長の早さ
|
早い
|
育てやすさ
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:半日陰~日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
|
耐病害虫性
|
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
|
植え方・用土
肥沃で水はけの良い肥沃な土を好みます。乾燥に弱いので、水はけと通気性の良い土壌に十分
堆肥をすき込み、浅く植えます。
半日陰~日陰を好みます。
秋~梅雨位までに植え付けします。初夏から夏の植栽では水切れに注意し、根を崩さずに植えてください。春以降に植え付けする場合は水やりを忘れずに。
水やり
シダ類の落葉性多年草なので、乾燥を嫌います。
冬は地上部が枯れてなくなります。水切れ?根ぐされ?枯れてしまった!っと思っても、結構強健で遅れがちに芽吹いてくるものです。水の与えすぎの根腐れに注意です。
肥料のやり方
ほったらかしです。結構増えます。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はつきません。ほったらかしです。
増やし方
株分けで増やします。若芽をポイっと土手に撒いておいても勝手に増えます。
「山で採ってきたコゴミの余りを捨てたら、翌年からむっちゃ増えた。捨てたところが日当たりの悪い場所やったから増えたんかなぁ・・・。近所の人が毎年採りに来るようになりました」 山の近くに住む当店スタッフ感想。