植え方・用土
半日陰でもよく育つため、家の裏手や木の影などにも植え付け可能です。地下茎で植え付けする場合は、2~4月が最適期で、深さ5cmほどに植え付けします。やや乾燥を嫌うため、株元に
腐葉土や藁を敷くなどのマルティングをしてあげると良いでしょう。
3年もすると、地下茎が混み合い、地上部の生育が悪くなったり、倒れやすくなるため、冬の間に掘り起こして根を整理します。ミョウガは連作障害があるため、違う場所に植え直すか、
腐葉土などを多めに鋤きこんで土壌改良を合わせて行う必要があります。半分掘り起し、古い根や傷んだ根を取り除いてもOKです。
水やり
乾燥を嫌い、乾燥すると花が咲かなくなるため、水やりはしっかり行います。
冬地上部が枯れた時は、地植えの場合は特に水やりは必要ありません。鉢植えの時のみ、乾燥しすぎないよう1週間に一度は水を与えるようにします。
肥料のやり方
ミョウガの芽が出て、ある程度成長したら
化成肥料を与えます。
その他栽培や性質の注意点
みょうがは比較的寒さにも強く、地下茎は休眠して冬越しできるので、北海道二海郡八雲町では十数軒の農家がみょうがを栽培しています。
寒冷地では霜が降りる真冬は植え付けに適したシーズンではありませんので、冬は鉢植えやプランターで栽培し、土が凍結しないように管理してください。地植えするのは4月が植え付けのシーズンになります。
暖地に比べると収穫時期も1~2カ月遅くなります。
その他豆知識
ミョウガの収穫は、基本的に2年目以降になります。根の栄養が足らないと花が咲かないからです。2年目以降からは、7月の終わり頃から、順次収穫が可能になるため、地面から顔を出した花芽を、ねじりとります。花が咲いてしまうと食感や味が悪くなるため、収穫適期を見逃さないように注意です。
増やし方
根