「地這きゅうり 霜知らず」」は、その名の通り、栽培する際に支柱がいらない品種です。暑さに強く、春キュウリが終わるころから盛んになりだします。枝分かれが多く、果実は子づるや孫づるにつきます。寒さにもある程度耐性があるため、霜の降るころまで収穫ができます。
曲がりが少なく良く揃い、肉質・味も申し分ありません。
キュウリは古くから食用として栽培されている野菜の一つで、果実成分の95%程度が水分とされています。歯ごたえのある触感とすっきりとした味わいが楽しめます。夏場の水分補給にも活用されてきました。日本で本格的に栽培され始めたのは昭和に入ってからと意外と歴史は浅いです。家庭菜園の野菜として見れば高温乾燥に弱く、雨にも弱い。梅雨が明けるまではうどん粉病に悩まされます。夏の高温期は常に水切れとの恐れがあり、根も浅いためプランター栽培はなかなか管理が大変です。ですが、一本植えれば夏の間中たくさん実を付けてくれます。