Spinacia oleracea
サラダ用に品種改良された灰汁の少ないほうれん草
「サラダほうれん草」は、サラダとして楽しめるよう、灰汁が少なるよう改良されたほうれん草です。生のままでも美味しく、茎も柔らかいのが特徴です。「ほうれん草」は、葉を食べる代表的な緑黄色野菜です。とう立ちすると(蕾がつくと)食味が悪くなるため、基本的に冷涼な地域や季節に栽培します。冷え込むことで柔らかくなり、味がより良くなります。種まきから一か月ほどで収穫できるため、初心者にもおすすめの野菜です。葉に切り込みが多く甘みが強いがとう立ちしやすい「東洋種」と、丸葉で灰汁が強い調理向きのとう立ちしにくい「西洋種」、さらにその2系統の「交雑種」に大別されています。