葉柄から葉脈が赤紫色になるコラードタイプのケール
「レッドロシアン」は、1885年ころにロシアから北米やカナダに渡ったエアムール種の一つとされています。一般のケールと比較して葉が柔らかく甘いので、ベビーリーフとしても楽しめます。刻んで生のままサラダに、炒め物に、青実やスムージーなどと様々な場面で活用できます。
「ケール」はキャベツやブロッコリーの原種とも言われるヤセイカンランに近い品種です。栄養豊富で苦みや青臭さがあり、日本では青汁やグリーンスムージーの材料として利用されています。品種改良で口当たりが良くなったものも多く、ヨーロッパやアフリカでは一般的に料理の素材として利用されています。耐暑性・耐寒性に優れ育てやすく、栄養価も高いため世界中で栽培されてきました。
「コラードタイプ」は、巾広の楕円もしくは円形の葉を持つケールで、縮れがほとんどありません。肉厚で歯ごたえがあり、強いアブラナの味がします。直立性で大きく育ち、葉を次々と収穫していきます。