フェンネルの銅葉品種。キッチンハーブや寄せ植えのアクセントに大活躍!
フェンネルは地中海工リアで古くから愛用されている食材です。アニスのような香りに加え甘めの芳香が漂います。葉はハーブとしてカナッペなどの飾りに、根(バルブ)部分は野菜として生でも加熱してもいただけます。サラダに混ぜるとセロリにも似た香りが加わります。薄くカットしてコンソメスープなどに入れたリ煮込み料理に使うと香りに甘味が増して美味しくいただけます。
ブロンズフェンネルは、ブロンズ色の葉がきれい。葉を収穫するタイプで抽苔しにくく育てやすい品種です。フェンネル同様に料理やスパイスに利用され、飾りつけにも重宝します。シックな葉色は観賞用や寄せ植えのアクセントとしても人気があります。
【育て方について】
播種適期:3~5月、9~10月
直播き(点まき3~4粒/株間20~30cm)で育て、本葉が4~5枚頃に1本間引きます。種まきから50~60日が収穫開始の目安です。収穫初期は株の充実を図りつつ枝先を収穫していきます。黄色の花は、エディブルフラワーとして使用できます。
「フェンネル」は伝統的なハーブの一つで甘みのある香りと樟脳のような風味がすることから香辛料や薬草として活用されてきました。実はフェンネルシードと呼ばれスパイスとして、葉はビネガーの香りづけや煮込みや魚の香草焼きになど様々な料理で楽しまれています。外見や用途は「ディル」によく似ていますが、ディルが一年草であるのに対しフェンネルは多年草です。