別名:スウェーデンカブ
一般には出回らない珍しいスウェーデン原産のカブ
「ルタバガ」はカブによく似た形をしていますが、分類的には菜花の変種とされています。非常に貯蔵性が高く、ヨーロッパではイモ類や穀物類が尽きた時に推奨される凶荒作物だったようです。日本でも明治時代に北海道に導入されましたが、日本人の口には合わなかったのかあまり広まりませんでした。肉質は大根よりもずっと固くしまっており、どこを切っても黄色です。根を切ると独特の甘い香りがあり、この香りが好みを左右させる要因だとされています。日本では栽培されても飼料用という扱いで、とても珍しい品種。強健で育てやすい品種ですので、話の種に一度育ててみるのも面白いかもしれません。