鮮やかな赤がテーブルを飾る!甘くてやわらかいビート
赤白のうずまき柄が特徴的で、チオギアの中では肥大性に優れるタイプです。生のまま薄くスライスすれば赤のうずまき柄が美しく、サラダにトッピングして独特の甘い風味が楽しめます。煮物にも使えますが特徴的な模様が薄れていきます。
【育て方について】
播種時期:3~6月、9~10月
直播き(表土から2cm前後の深さ程度に筋まき)で育て、葉が5cmほど伸びた時に、株間10cm前後に間引きます。条間は30cm前後とります。土が乾燥しないよう水やりをしてください。根元の肥大がはっきリ見えた頃に収穫します。収穫の目安は種まきから60~70日です。
「ビート」には無数の栽培品種があり、大きく分けて葉菜の「フダンソウ」、砂糖の生産に使われる「テンサイ」、根菜として知られる「ビーツ」です。ビーツはビートの一種なので、ビートとも呼ばれることがあります。ビートの仲間は世界中で野生種として栽培種として生息しているため複雑な歴史があります。ロシアの家庭料理「ボルシチ」には欠かせない野菜ですが、日本ではまだ馴染みが薄く、近年ようやく日本でも栽培がはじめられました。