植え方・用土
鉢植えの場合は赤玉土(小粒)7:
腐葉土3の割合で混ぜあわせた土か、
花ひろば培養土「和み」を使います。日当たりのよい場所で育てれば、比較的やせ地でも育ちます。土質はそれほど気にする必要はありません。
地植えは、
堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れて中和させて耕しましょう。pHは5.5~6.0が目安です。植え付け1週間前迄に、
堆肥や元肥を入れましょう。(1平方メートル当り
化成肥料70~100gを施し良くかき混ぜておいてもいいです)
植え付け場所
日当りがよく、排水・保水がよくて、有機質に富む肥沃な土壌が適しています。(日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。)
植えつけ方
種球を1球ずつばらして、芽(尖った方)を上にして浅植えにします。
植付間隔は地植えで10~15cm、プランター・鉢植えで10cm程度とします。
1箇所に1片ずつ植えますが、2~3球植えると収穫できる球が小さくなります。
覆土は地植えで3~5cmとします。
植え付け時期
7月下旬~9月下旬に球根を鉢やプランター、地面に植え付けていきます。
水やり
表面の土が乾いたら水をあげてください。乾燥には強いですが、あまり乾燥が続くようであればしっかりと水やりを行いましょう。
肥料のやり方
発芽後、葉の色が悪いようであれば少量の
化成肥料を与えます。追肥はあまり必要としませんが、必要であれば土寄せと同時に行って下さい。
株の上に土をかぶせて土寄せします。
多肥栽培を行うと病害が発生しやすいので、注意しましょう。
その他豆知識
ラッキョウは連作障害が出にくいため、同じ場所での連作が可能です。3月頃に土寄せを行います。土寄せをしないと青皮や丸球が増え品質が低下しますので注意が必要です。根が伸びると、ラッキョウは地面の上に押されて出てきます。根元に光が当たらないように、土寄せをして育てることで、緑色になるのを防ぎ、白いラッキョウを収穫することができます。
ひとつの種球で8~12個くらいのラッキョウが採れますが、ここで収穫せずにもう1年育てると、実の締まった小粒のラッキョウが30個以上収穫できます。尚、ラッキョウは収穫後に根と茎を切り取っても成長を続けるため、塩漬けや甘酢漬けなどにする場合は、すぐに調理するようにしましょう。
らっきょうの収穫時期は植え付け年の翌年6月~7月ころになります。5月頃、まだ葉が青いうちに若採りすると、エシャレットとして収穫することができます。葉が7~8割方枯れてきたら収穫適期です。地上部の葉が枯れ始めたら収穫します。
病害虫の予防法
ネギアブラムシ、アザミウマとよばれる害虫がつく事があります。害虫や殺菌対策、また化学肥料や除草剤に弱いので使用はなるべく避けましょう。
増やし方
掘り上げたラッキョウは、乾燥保存すれば種球になります。