寒さ病害に強い極早生、大豊産種
「赤花絹さやえんどう(つるあり)」は、名前の通り、つる性の赤花のさやえんどうです。若い莢を食べる「絹さや」向けの品種です。
「えんどう」と言えばメンデルの「優勢の法則」で有名な豆です。栽培の歴史は古く、世界最古の農作物と呼ばれています。収穫時期によって様々な呼び名があります。スプラウトを食べる「豆苗」、若い莢を食べる「絹さや」、大きく丸くなった緑の実が「グリンピース」、完熟すれば「エンドウ豆」といった具合に。もちろんそれぞれの収穫に合わせた最適な品種が作出されています。
また、大きく分けて「つるあり」「つるなし」に分けられ、つるありは仕立てに手間がかかりますが収量が見込め、つるなしは収量が落ちるもののコンパクトで初心者向きです。