L. luteus
黄花昇り藤とも呼ばれる雄大な花穂
「キバナルピナス」は、ヨーロッパ南部原産の半耐寒性一年草で、全体に毛が生えています。花に甘い香りがあり、主に切花用として栽培されています。比較的わい性です。「ルピナス」は大きなものでは60cmにもなる雄大な花穂をつける存在感のある草花です。別名は昇り藤(ノボリフジ)とも呼ばれ、ハナフジが立ち上がっているような花を咲かせます。耐寒性があり、寒冷地では大株に育ちます。夏の暑さには弱いため夏越しには注意が必要です。古代では、食用や飼料用、石鹸の材料等に使われていましたが、日本には緑肥用作物として導入されました。存在感がある花なので、切り花の主役としても魅力十分です。