Rosaceae Rosa 'Vieux Rose'
バラ |ヴィウー・ローズ 大苗
スヴニール・ダムール
デルバールの芳醇な香りとクラシックタイプの花型
艶やかな花色が魅力の四季咲きバラのシリーズ
落ち着いたピンク色が大人っぽい雰囲気に。
なんとも呼びずらい名前のヴィウーローズ(ビウーローズ)。
スヴニール・ダムール シリーズ のバラです。スヴニール・ダムール シリーズはデルバールの芳醇な香りとクラシックタイプの花型、艶やかな花色が魅力の四季咲きバラのシリーズです。
ヴィウー・ローズはコンパクトなハイブリットティー、半直立性。ニュアンスのあるシックな赤紫で高芯咲きで、花が咲き進むと最終的にはロゼットっぽくなって花いろがくすんでいきます。濃いピンクな赤ピンクから、次第に花いろがくすんで、渋めの花色になります。くすみの感じがシックで綺麗。大輪で強い香り、花もちも良い。
中型木立性のまとまりの良い樹形になります。新葉は艶のある濃い銅葉。新芽の銅葉がとても美しいです。艶のある照り葉で真っ黒。花が咲く頃には次第に濃い緑になるので、庭の中でこの葉色の変化だけでも楽しめます。春の芽吹きの時期や秋の開花時期は、枝葉だけでも強い存在感あります。耐病性が強く棘も少なめなので、初心者の方にもオススメです。コンパクトな品種ですので、鉢植えにも向いています。
病気に強くて、個人的には非常におすすめ。花色的にはトップにくる品種ではないですが、お庭やベランダにあっても注目してしまう、良いなと思えるバラです。香りも良い。
地植えすると1mくらいまで伸びます。株立ちも広がる印象があります。地植えすると割と迫力がある存在感の強いバラ。花がない時でも目立ちます。連続開花性もすごくよく、一番花が終わって二番花もすぐ来ます。花もちも良いです。中堅クラスで根強い人気になりそう。男性に人気なバラです。(もちろん女性にもおすすめです。)
ハイブリッド・ティーローズ系のバラは四季咲き、大輪系。一茎に一輪咲かせて花の見事さを楽しみます。
モダンローズの中心的存在で、バラの60%を占めます。
バラが世界中の人に愛されるようになったのはこのハイブリッドティーローズがあったからこそと言っても過言ではありません。
格調高い花形、豊富な彩りは花壇・鉢植え・切花にも良く、楽しみ方も育て方もいろいろ。木バラの代名詞でもあり、香りが強い品種が多いのが特徴です。
"ヴィウー・ローズ "について
学名
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Rosaceae Rosa 'Vieux Rose' バラ科 バラ属
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作出年・作出者
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2019年 (フランス・デルバール社・アルノーデルバール)
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開花時期
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5~11月 (四季咲き)
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花色・大きさ・花形
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赤紫・大輪咲き(8cm位)・ロゼット咲き
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香りの強さ
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★★★★★ 強香 フルーツ
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最終樹高
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地植え:m ~ 1m 鉢植え:m ~ 1m (落葉低木)
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最終葉張り
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m ~ 0.8m 木立ち、半直立性
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栽培用途
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鉢植え向き、庭植え向き、花壇、地植え向き、ポール、切花
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成長の早さ
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樹勢が強い
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性普通、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:普通 害虫:普通につく
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芽吹き時期
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3~4月頃
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トゲの大きさ
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トゲが少ない
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花言葉
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(ピンクのバラ)しとやか、上品、感銘
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植え方・用土
植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟
堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は
培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために
鉢底石を鉢底に敷いてください。
水やり
鉢植えの水やりのポイントは、土が乾いたらたっぷりと水を与えることです。地植えの場合は土が乾いて葉の先が萎れたときにたっぷりと与えます。ですので、梅雨の時期は控え気味に、真夏の高温期は水切れさせないよう注意しましょう。
冬の時期は休眠期に入るので鉢植えでも水やりは控え気味に。たまに土の表面を見て乾いていたら与える程度で大丈夫です。地植えの場合は雨水で十分です。
肥料のやり方
3月の芽出し時期と9月の夏剪定後に追肥を行います。バラが弱っている場合は液肥や活力剤で樹勢回復を優先しますが、そうでない場合は緩効性肥料を適量与えます。
地植えの場合は、寒肥として株周りに乾燥牛糞等を漉き込みます。
花芽の付き方
HTは四季咲き性が強い品種が多いのが特徴です。バラは基本的に早春に伸びた枝の先に花が付きます。四季咲き性が強いバラは、開花後の花摘み、夏の間の摘蕾や切り戻しを適切に行うことで、秋にまた開花が楽しめます。(苗の状態などで秋バラは咲かない場合もありますが)
剪定方法
【冬剪定】
木立性の強いバラは1月中旬から2月上旬の、芽が動き始める直前に剪定を行います。生育の悪い枝や並行枝などの不要な枝は根元から取り除きます。また、全体に日が当たるようバランスを見ながら全体の1/3~1/2を剪定します(1/2以上残します)この際に、芽の少し上で切るようにしましょう。
通常はこの時期は落葉していますが、近年の温暖化の影響か葉が残っていることもありますので、剪定する2週間前に葉をすべて取りのぞき、枝の状態を確認しておきます。
【花後の剪定】
一番花を摘み取ったら、その枝の葉を2~3枚残して切り戻し剪定を行います。
また、梅雨や夏の高温期は病気になりやすい時期でもあります。不要な枝葉適宜剪定し、風通しがいい状態を維持しましょう。
【夏剪定】
9月ごろの気温が下がり始め、生育が再び活発になるこの時期に夏剪定を行います。夏越し後のバラの状態にもよりますが、基本的に葉が残っている部分の1/3弱ほどを剪定します。弱ったバラだと下葉がないこともあるため、枝先をちょっと切るだけになることもあります。この時に株元がカチカチのようなら少し耕してあげましょう。
その他豆知識
近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。
病害虫の予防法
3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。