香りの強い四季咲き、ワインレッドの小つるバラ。
紫がかった黒赤色の花弁が波打って花芯を抱え込む中輪カップ咲きです。波打つ花弁が綺麗な四季咲き半つるバラです。春や晩秋は紫がかった黒赤、初夏の高温期は真紅の花いろ。ダマスクにフルーティーな強い香りが楽しめます。赤いバラの中でも存在感抜群。香りがいいし、香りが強いバラの割には花もちも良い。柑橘系の爽やかな香りもポイントかな。
あまり横に広がらず真直ぐ伸びるシュラブ(半つる)で、冬に深く切り戻して木立ちのように育ててもいいですし、枝先を軽く剪定し、フェンスやアーチへ誘引して、つるバラとしても楽しめます。枝はやや硬めですが、枝を斜めにすると花がよく咲きます。耐病性もあり、うどんこ病に強いです。四季咲きで花が咲いても枝を伸ばし続ける強権な品種です。春の花後の剪定をしないでおくと、オレンジ色の大きな実がつきます。ローズヒップが楽しめます。
オデュッセイアの名はギリシャ神話の英雄オデュッセウスの冒険譚から。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くボリュームがある鉢植えで楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。