適応作物・登録作物・適用病害虫名・使用時期・使用回数
(使用回数は本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。)
バラ・ばら
アブラムシ類、アザミウマ類、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、コナジラミ類、チュウレンジハバチ、ハダニ類、ハモグリバエ類、ハスモンヨトウ、ゴマダラカミキリ成虫
うどんこ病、黒星病、灰色かび病
使用時期;発生初期・発病初期
使用回数;本剤4回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
花月
アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハモグリバエ類、ハスモンヨトウ、ミカンコナカイガラムシ
使用時期;発生初期
使用回数;本剤4回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
花き類・観葉植物
(ばら、花月を除く)
アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハモグリバエ類、ハスモンヨトウ
うどんこ病、灰色かび病
使用時期;発生初期・発病初期
使用回数;本剤4回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
つつじ類・ツツジ・サツキ
アブラムシ類、ツツジグンバイ、カイガラムシ類、ケムシ類
うどんこ病
使用時期;発生初期・発病初期
使用回数;本剤5回以内、クロチアニジンを含む農薬6回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
ヒイラギモクセイ
アブラムシ類、ヘリグロテントウノミハムシ、カイガラムシ類、ケムシ類
使用時期;発生初期
使用回数;本剤5回以内、クロチアニジンを含む農薬6回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
マサキ
アブラムシ類、アオバハゴロモ、カイガラムシ類、ケムシ類
うどんこ病
使用時期;発生初期・発病初期
使用回数;本剤5回以内、クロチアニジンを含む農薬6回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
樹木類(つつじ類、ひいらぎもくせい、まさきを除く)
アブラムシ類、カイガラムシ類、ケムシ類
うどんこ病
使用時期;発生初期・発病初期
使用回数;本剤5回以内、クロチアニジンを含む農薬6回以内、フェンプロパトリンを含む農薬6回以内、メパニピリムを含む農薬5回以内
アブラムシ類、ハモグリバエ類、コナジラミ類、灰色かび病
使用時期;収穫前日まで
使用回数;本剤1回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)、フェンプロパトリンを含む農薬1回以内、メパニピリムを含む農薬4回以内
トマト(とまと)
アブラムシ類、ハモグリバエ類、コナジラミ類、灰色かび病
使用時期;収穫前日まで
使用回数;本剤3回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)、フェンプロパトリンを含む農薬3回以内、メパニピリムを含む農薬4回以内
なす(ナス)
アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハモグリバエ類
うどんこ病、灰色かび病
使用時期;収穫前日まで
使用回数;本剤3回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)、フェンプロパトリンを含む農薬3回以内、メパニピリムを含む農薬4回以内
きゅうり(キュウリ)
アブラムシ類、コナジラミ類
うどんこ病、褐斑病
使用時期;収穫前日まで
使用回数;本剤3回以内、クロチアニジンを含む農薬4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)、フェンプロパトリンを含む農薬3回以内、メパニピリムを含む農薬4回以内
効果・薬害等の注意
1.使用に当たっては容器を良く振ってください(沈殿)。
2.ぼけには使用はさけてください(薬害)。
3.花き類に使用する場合、花弁に薬液が飛散するとシミ等の症状が出るおそれがあるので、花にかからないように注意してください。
4.ツノロウムシの防除に使用する場合は、虫令が進むと効果が劣るので若令幼虫を対象にしてください。
5.サクランボ(おうとう)にはかからないように注意してください(薬害)。
6.適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
安全使用上の注意
1.体調のすぐれない時は散布しないでください。
2.人に向かって噴射しないでください。
3.散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖作業衣などを着用してください。
4.本剤は、のど、鼻、皮ふなどを刺激する場合、また、かゆみを生じる場合があるので注意してください。
5.風向きなどを考え周辺の人家、自動車、壁、洗濯物、ペット、玩具などに散布液がかからないように注意してください。
6.ミツバチ及び蚕に影響があるので注意して使用してください。
7.街路、公園等で使用する場合、散布区域に縄囲いや立て札を立て、散布中及び散布後(最小限その当日)に関 係者以外は立ち入らせないでください。小児、人畜等に留意してください。
8.使用後の空容器は3回以上洗浄してから処理してください。
保管:飲食物・食器類やペットの餌と区別し、直射日光をさけ、密閉して、小児の手の届かない低温な場所に横 にしないで立てて保管。
治療法:フェンプロパトリンには、メトカルバモール製剤の投与が有効(動物実験で報告)。
使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。