植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。極寒期は避けてください。
日当たりが良く、水はけの良い肥沃な土壌を好みますので、
堆肥や
腐葉土をすき込んだ土に植えつけてください。乾燥には強いものの、水はけが悪いと一気に生育不良に。水はけの悪い土地に植える場合は、しっかりと土壌改良をするか、高植にしてください。株立ちになり横枝も張るため、どちらかというと庭植え向きです。鉢植えでは和み
培養土か
果樹の土で植えてください。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
結構肥料無しでも育ちますが、2月ごろに寒肥として
油かすと
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
横張り気味に育つため、剪定をすると分岐が盛んになり、花つきが良くなります。
卵型の樹形にできるように仕立てていく剪定をしていただくと良い樹形になります。花は枝先につきますので、剪定は花後に行い、古い枝を剪定し、若い枝を残すようにしていきます。 剪定をすると分岐が盛んになり、花つきが良くなります。 どの植物もいえることですが、枝数が多くなる=花が多く咲きます。 剪定は分岐している枝の1cmくらい上で中心の枝を切ります。あるいは、芽の上1cmくらいのところで切ります。 勢い良く徒長するように伸びる枝(シュート)が出る場合、シュートは節の間が長く、間に枝が出ないことがあり、枝の分岐が悪いです。
徒長する枝は花が咲きにくいので、短めに芽の上で切ります。
剪定せずに放任しても美しい大株に生長します。古い枝はいい花がつかなくなりますので、5年に1回くらいは株の更新のために、株をコンパクトに切り戻しします。
病害虫の予防法
病気は発生しないほうです。春と秋に風通しが悪いとうどん粉病が出ることがあります。
秋に褐斑病が出ることがあります。いずれも殺菌剤で消毒してください。
風通しが悪いとカイガラムシやサンゴジュハムシがつくことがあります。適時剪定をして風通しを良くし、サンゴジュハムシは捕殺したり、葉が展開した時期に殺虫剤で駆除しておくとよいです。
増やし方
挿し木、種まき