植え方・用土
土質は選びませんが、肥沃な土地を好むため、植え付け時には
堆肥をしっかりとすき込むと良いでしょう。基本的に、日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。ただ、間延びしやすいので、生垣にする際は注意します。
常緑樹ですので、3月中旬~4月上旬、9月中旬~10月上旬が植え付けの適期です。夏でも植え付けは可能ですが、水管理に注意します。
肥料のやり方
1月~2月に油かすや鶏ふんを施します。やせ地だと枝葉の伸びが悪くなり、生垣にしていると葉の付きが粗くなり透いた様になります。肥料をしっかりと与えると枝がよく張り、葉も密生します。
剪定方法
樹勢が強く剪定に強い品種です。下枝が枯れることが少ないため、高さのある生垣を作ることができます。かなり成長が早いため、年に2~3回(2月下~3月上、6月下~7月上、9月下~10月上)ほど剪定を行わないとボサボサになってしまいます。
長く伸びすぎた枝は短く切り、混みあった場所は枝を付け根から切り落とし(間引き剪定)通風と採光をはかります。また、芽吹きがよいので刈り込んでも問題ありません。生垣仕立ての場合は、まず最初に間引き剪定を行ってから全体を刈り込んで樹形を整えます。
病害虫の予防法
葉虫(サンゴジュハムシ、ハマキムシ、ミノムシ)の被害が多く、特に日陰や風通しの悪い場所はハマキムシの被害を受けやすいです。春先の剪定と消毒が必須となります。