ウラジロガシ(裏白樫)
ほとんど流通していない稀少なウラジロガシ。
葉の裏側が白っぽい色をした珍しい品種です。
葉の裏側が白色の珍しい樫の木。生垣やシンボルツリーに!
ウラジロガシはその名の通り、葉の裏側が白色をした珍しい樫の木で、市場にもあまり出回っていない希少な植物です。葉の裏が白くなるのはろう質の分泌によるもので、落ち葉になっても白みが残る面白い特徴を持っています。葉の先が尾状に伸びて鋭くとがっています。
生長がとても早く、枝先が分枝して密生するので、生垣を作るのに適しています。大きく育つ広葉樹の為、定期的な切り戻しが必要ですが、強剪定にも良く耐えるので心配いりません。 乾燥にも強く、日向から日陰まであらゆる環境に適応し、病害虫・大気汚染・塩害にも強い丈夫な木なので安心して育てていただけます。
雌雄同株ですので、初夏に咲いた雌花は翌秋にどんぐりを実らせます。雌花は枝先に咲くので、生垣として剪定を繰り返す場合は難しいかもしれませんが、シンボルツリーとして大きめに育てる場合は、秋に実るどんぐりもお楽しみください。
古くから、ウラジロガシの葉っぱは民間療法に使われてきました。葉を乾燥させてお茶にしたり、入浴剤としても利用されています。
別名:ホソバガシ、カシノキ、シロガシ、うらじろがし
ウラジロガシの特徴
学名
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Quercus salicina ブナ科 コナラ属
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別名
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ホソバガシ、カシノキ、シロガシ、うらじろがし
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開花時期
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4~5月頃
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花色・大きさ・花形
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黄緑
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収穫時期
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9~11月頃
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果実の大きさ
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どんぐり(1.5cm~2cm)
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最終樹高
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地植え:15m ~ 25m (常緑高木)
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最終葉張り
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直立
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栽培用途
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生垣、シンボルツリー、庭植え、公園、街路樹
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成長の早さ
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とても早い
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植栽適地
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東北南部以南
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育てやすさ
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日照条件:日なた~日陰、耐陰性やや強い、 耐寒性やや弱い、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
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植え方・用土
植付けの適期は4月~5月と9月~10月頃です。日当たりの良い場所が好みです。土質は赤玉土に
腐葉土を混ぜた一般的なもので大丈夫です。植え付けは根を浅めに植え付けて、緩効性
化成肥料を与え、たっぷり水やりをしましょう。
水やり
根付くまでは表面が乾いたら水やりをしましょう。根付いてからは降雨で問題ありません。
肥料のやり方
肥料は2月頃に寒肥として、油かすと
腐葉土か
堆肥を混ぜて、根に当たらないように株の周りに穴を掘って埋めましょう。
剪定方法
ウラジロガシは、放置しても自然と樹形は整いますが、大きさを抑えるためには定期的な剪定が必要です。ウラジロガシは剪定に強く、成長も早く、しっかりと芽吹きます。
剪定の適期は11月~12月頃です。高さを抑えて、邪魔な枝を間引く程度でも問題ありません。