植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。
寒冷地では真冬の植え付けは避けます。
日当たり、水はけの良い場所に植えます。西日が強い場所は避けます。土質を選ばない丈夫な木ですが、
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。
日当たりを好みます。日当たりが悪いと冬のきれいな紅葉がでなかったりします。
また、軒下などで冬の寒風に当たりにくい場合、紅葉があまりしません。
生垣での植え付け間隔は30cm間隔をお勧めします。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。
鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。水切れに注意しましょう。
肥料のやり方
ほとんど必要ありません。生育が悪い場合は、2月ごろに寒肥として油かすと
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
放任すると幹だけ伸びて下葉が落ちて見苦しくなるので、3月もしくは6月に切り戻しして樹形を整えます。
その他豆知識
【ナンテンの実つきが悪い場合の原因】
1. 窒素分肥料が多すぎると実つきが悪くなります。
2, 開花時に雨が多いなど、花粉が濡れると受粉しなくなります。
3. 雄しべと雌しべの成熟期がずれるので、花が咲いたら1日1回、木をゆすって花粉を散らすと受粉しやすくなります。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。