植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。
水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。寒さにも強いです。日当たりを好みますが、2~3時間の日光で大丈夫。成木の移植は枯れやすいので、できるだけ植え替えの必要のない場所に植えてください。堆肥
極みを良く混ぜた土に植えてください。弱酸性土を好むので、
ピートモスを土に混ぜても良いです。根腐れしやすい性質があるので、
パーライトなどを混ぜて水はけ改善をすると安心です。
鉢植えの場合は
培養土 和み や
ブルーベリーの土で植えると良いです。配合する場合は赤玉土小粒と赤玉土中粒を同じ量混ぜた土が7割に堆肥を3割くらい混ぜた土が良いです。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
花後は等配合の
化成肥料を株元にまきます。窒素分を控えめにしたほうが良いと本に書いてあるのも見かけましたが、肥料配合は適当でも良さそうです。
花芽の付き方
ジンチョウゲの花芽は7月中旬に分化します。12月にはつぼみになります。
剪定方法
自然と球形に枝がそろいます。剪定はほとんど行いませんが、刈り込んで樹形をコンパクトにする場合は花後に行います。一気に小さくしようと太い枝を切り詰めても不定芽が出ますが、樹勢が衰えやすいので、枝抜き剪定で樹冠外部の枝と内部の枝を交代させるようにしながら、行ってください。
その他栽培や性質の注意点
緑葉品種は秋の終わり~初春にかけて、ゆっくりゆっくり葉が減っていきます。葉色が薄くなったり、黄色くなりつつ容易にハラハラと葉が落ちます。常緑性ではありますが、春は季節的に葉が生え変わる時期です。5月ごろから本格的に葉が入れ替わります。
病害虫の予防法
アブラムシが出るので、マラソン乳剤で消毒します。特に気になる病害虫はあまりでません。