日陰に強い常緑ガマズミ。かわいらしい花と秋の果実が魅力。
ビブルナムダビディは店長が初めて名前を覚えた思い出のビブルナムで、名前がかっこいいなと思って印象深い植物のひとつです。
ぼってりとした幅広、肉厚の色の濃い緑葉です。葉脈に沿ってくぼみがあります。生長は遅くコンパクトに育ちますが、枝がにゅろ~んと曲がって伸びたりするので、ややだらしない感じがあります。
4月ごろに白い小花が咲いて、かわいらしいです。白い小花が固まって咲き、花序の直径は4~6cmです。花の香りはありません。秋には赤い枝に赤い果実がつき、次第に濃いブルーの実になります。
その年の気候や肥料でその年の果実のつき具合が異なります。切花として、花実ともフラワーアレンジメントには大人気の品種です。
常緑性なので冬でも葉が残りますが、寒い地方では葉が赤く紅葉します。寒さが厳しいと葉が傷み、見苦しい感じになります。こんな感じに。
コンパクトな樹形で寒さにも強く、半日陰にも順応しますので、建物の北側でも育ちます。乾燥に強く、横張り性なので低めの植え込みに重宝する常緑樹です。 刈り込みにも強いので、やや自然樹形でのナチュラルな目隠しや生垣におすすめ。
2000年当時はあまり流通していませんので、「あれ?この実何ていう木?」と聞かれました!
ビバーナムについて
和名はガマズミ。ビバーナムともビブルナムとも言います。学名のアルファベットがViburnumなので、ビブルナムともビバーナムとも読めるからだと思いますが、花がきれいなので、どっちでもいいかなと思います。
庭を彩る花としてはもちろんのこと、切り花やブーケ、フラワーアレンジメントの材料にもなるので注目が集まっています。初心者でも手間をかけずに育てることができます 。半日陰にも順応します。コンパクトな樹形の低木です。刈り込みにも強いので、やや自然樹形でのナチュラルな目隠しや生垣におすすめ。